家康公生誕の地で夏グルメ<前編>
桶狭間(おけはざま)、三方ヶ原(みかたがはら)、関ケ原など、いくつもの大きな戦を乗り越えて天下統一を果たした徳川家康。出生地であり、人質時代を経て青年期を過ごしたのが岡崎である。岡崎公園に岡崎城が復元されており、当時の石垣が一部残っているほか、産湯(うぶゆ)の井戸もある。
岡崎城の裏手には「家康公・竹千代像ベンチ」がある。(上記写真)
岡崎公園内には2024年1月8日までの期間限定で「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」がオープンしている。家康が生まれ育った三河地域の風土や歴史を知れば、発見があるはずだ。
博物館をリニューアルしているだけに展示は本格的で、歴史ファンでも大河ドラマファンでも楽しめる。
大河ドラマ館の向かいに土産店「おかざき屋」があり、約1000種の品ぞろえ。大河ドラマにちなんだ人気商品が多数並んでいる。
どうする家康 岡崎 大河ドラマ館
岡崎公園内の既存の博物館である「三河武士のやかた家康館」をリニューアルし、1年限定の大河ドラマ館としてオープンした。
1階と地階の2フロアあり、1階でドラマ紹介や史実の展示を見てから地階へ。地階には家康の一生や三河武士に関する展示と、関ケ原の戦いを再現したジオラマなどがある。映像を併用したジオラマなので、合戦をリアルに体感できる。
1階に戻ると、登場人物の等身大パネルや衣装、小道具、メッセージなどを展示。4Kシアターでは、出演者のインタビューやメイキング映像などを放映している。
2024年1月8日まで開館
9時~17時(最終入館16時30分)/無休/大人(高校生以上)800円(岡崎城との共通入場券890円)
℡ 0564-25-1883
<アクセス>
[鉄道]
名鉄名古屋駅から特急35分の東岡崎駅下車
[車]
東名高速岡崎ICから3キロ
<問い合わせ>
岡崎市観光推進課 ℡ 0564-23-6609
(出典:「旅行読売」2023年8月号)
(Web掲載:2023年7月14日)