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埼玉県の6市1町で御朱印の古墳版「御墳印」スタート

場所
> 行田市、熊谷市、羽生市、東松山市、深谷市、久喜市、吉見町
埼玉県の6市1町で御朱印の古墳版「御墳印」スタート

埼玉古墳群全景。国宝「金錯銘鉄剣」が出土した稲荷山古墳や、日本最大級の円墳・丸墓山古墳など九つの古墳からなる(写真/さきたま史跡の博物館)

 

東日本初の地域連携による「御墳印」

県内に3000もの古墳がある古墳王国・埼玉県。中でも県名の由来となった行田市埼玉(さきたま)にある「埼玉古墳群」が有名だ。2020年には県内初の国の特別史跡にも指定された。その行田市が、古墳をテーマにした観光を盛り上げようと、近隣の熊谷市、羽生市、東松山市、深谷市、久喜市、吉見町とタッグを組み、東日本初の地域連携による「御墳印」を6月からスタートさせた。

「御墳印帳」は黒とえんじの2 色(行田市)

「御墳印」は全部で22種。埼玉古墳群の9か所と小見真観寺(おみしんかんじ)古墳、真名板高山(まないたたかやま)古墳、浅間塚(せんげんづか)古墳、地蔵塚古墳、八幡山(はちまんやま)古墳(いずれも行田市)、天王山塚古墳(久喜市)、甲山(かぶとやま)古墳、宮塚古墳(熊谷市)、永明寺(ようめいじ)古墳(羽生市)、将軍塚古墳、若宮八幡古墳(東松山市)、鹿島古墳群(深谷市)、吉見百穴(よしみひゃくあな・吉見町)で、各古墳の指定場所で販売(1枚300円)する。

「御墳印」を40枚収納できるオリジナルの「御墳印帳」もあり、行田市の観光物産館さきたまテラスと行田市はにわの館、久喜市の正法院で販売。1冊1500円。

詳細は公式ホームページで。

文/中 文子

(出典:「旅行読売」2023年9月号)

(Web掲載:2023年7月28日)

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Writer

中 文子 さん

神戸生まれの大阪育ち。学生時代に旅に目覚め、アジア(おもに中国)や国内各地を探訪。旅を仕事にできたら面白そうだ!と旅行読売出版社に入社。広告課、編集部、メディアプロモーション部(広告)を経て、22年4月からメディア編集部所属。現在は、小1の壁と向き合いながら時短勤務中。温泉とお酒、楽器演奏が大好き。

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