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紅葉に彩られる源流の郷・みなかみ町【群馬】

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紅葉に彩られる源流の郷・みなかみ町【群馬】

谷川岳の東に位置する一ノ倉沢は紅葉の名所(見頃10月中旬)

 

谷川岳の玄関口に新スポットが続々登場

日本百名山の一つ、谷川岳登山の玄関口、上越線土合駅の目の前に、昨年新たなグランピングパークとカフェがオープンした。施設を経営する安藤一心さんは、みなかみ町の出身。山好きで各地の山を歩いてきたが、変化のある登山道、植物、山の威容どれも「やっぱり谷川岳が日本一」とふるさとの名峰に胸を張る。ここに施設を構えたのも「登山の出発地で、谷川岳の自然、水、四季の移ろいを体感してほしい」からだ。

水上温泉街から遊歩道をたどり諏訪峡の紅葉散歩(見頃10月中旬~11月上旬)

みなかみ町は紅葉とともに多彩な温泉も魅力

利根川源流域にあるみなかみ町は、山地から平地まで標高差約1600メートル。9月中旬には谷川連峰が色づき始める。「昨年のカフェオープン時(10月)、ちょうどこの辺りが紅葉に。そばを流れる湯檜曽川に映るブナやカエデが見事でした。今年も楽しみですね」と笑顔で語る安藤さん。麓が錦に染まる11月上旬まで町内では紅葉狩りが楽しめる。みなかみ町は多彩な温泉も魅力。水上、宝川など名湯につかり、紅葉散策の疲れを癒やすのもいいだろう。水上温泉街にオープンしたモダン宿、ブックカフェ、そして新スイーツ〝もっちりカステラ〞の店。続々と登場するスポットも訪ねてみたい。

みなかみ町の魅力のスポットを紹介

tas + minakami glamping park

土合駅の目の前。2張あるドームテントには、ベッド、ソファー、冷蔵庫、冷暖房を完備。併設するカフェでは、谷川岳の水と地元産食材にこだわった料理を提供。夕・朝食付き2万4000円~(素泊まり1万2000円~)/カフェ10~16時、不定休。問い合わせ/TEL:080-2659-9189
【22年10月OPEN】ホームページはこちら

国道291号沿い、すぐそばを利根川の支流、 湯檜曽川が流れる
広々と快適なドームテント
「夜は、まさに降るような星空が楽しめます!」と安藤さん。みなかみ町産米を使いスパイスの効いたビーフカレー1500円や、谷川岳の伏流水を使った「清流ジンジャエール」500円が人気

あらたし みなかみ

水上温泉街の入り口にたたずむ宿。全42室すべて諏訪峡に面したテラスと温泉露天風呂付き。露天風呂を併設した男女別大浴場も完備。地元食材をふんだんに使った創作フレンチも好評だ。1泊2食1万6150円~。問い合わせ/TEL:0278-25-9100
【22年11月OPEN】ホームページはこちら

部屋に居ながら、名湯と紅葉の渓流をひとり占めできる
全室、シンプルな洋室タイプ。ダブル、トリプルを用意
レストランに併設するテラス。諏訪峡をわたる爽風が心地いい

Walk On Water

「源流の郷を歩き、知(本)と地(地元)がつながる拠点に」という思いで、15年以上閉じていた水上駅近くの書店をリノベーション。山や旅、鉄道などみなかみ町にちなんだテーマの本が並ぶ。カフェでは、町産米のおにぎりや世界の名物料理を日替わりで楽しめる。11時~17時、月・火曜、隔週日曜休※変則休/休業日、料理提供日は、Instagram(wow_minakami)
【22年11月OPEN】ホームページはこちら

半世紀以上愛されてきた書店が、旅行者と地元の人たちの交流の場に
「旅に出たくなる」本が並ぶ。谷川連峰の水が育む町産米をふっくら炊いたおにぎりは谷川岳散策のお供に

カスてラ可助

4年の歳月をかけて開発したカステラは、厳選した群馬県産卵を使い、弾力ある生地ともっちりとした食感が後をひく旨さ。冷やすと食感が際立つ。味はプレーン、チョコなど4種。人気のチーズタルト専門店(姉妹店)が隣接。10時~17時30分(売れ切れ次第終了)、火曜休
問い合わせ/TEL:0278-25-8863
【22年12月OPEN】

6切(1350円~)、2切(450円~)の2タイプを販売
国道291号 沿いにあるカ ステラ専門店

※各データは掲載時のものです。

アクセス&問い合わせ

上越新幹線上毛高原駅または上越線水上駅、土合駅下車/関越道月夜野ICまたは水上IC利用

【観光の問い合わせ】
みなかみ町観光協会 TEL:0278・62・0401

(出典:「旅行読売」2023年10月号)
(WEB掲載:2023年9月11日)

 


Writer

旅行読売出版社 メディアプロモーション部 さん

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