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『魔女の宅急便』作者 角野栄子さんの世界観をイメージした「魔法の文学館」がオープン

場所
> 江戸川区
『魔女の宅急便』作者 角野栄子さんの世界観をイメージした「魔法の文学館」がオープン

「コリコの町」をイメージした館内。コンセプトカラーはいちご色

 

11月3日オープン 1階には『魔女の宅急便』の舞台「コリコの町」を再現

『魔女の宅急便』の作者・角野栄子(かどのえいこ)さんの作品の世界観をイメージした「魔法の文学館」が、11月3日、東京・江戸川区のなぎさ公園内にオープンする。江戸川区北小岩育ちの角野さんが館長に就任した。

1階には『魔女の宅急便』の舞台「コリコの町」が再現され、作品のキャラクターがプロジェクションマッピングで登場。視覚トリックを使った仕掛けなども随所に設けられている。

4面スクリーンの「黒猫シアター」では『おばけのアッチ』や『リンゴちゃん』などと会話が楽しめる映像を上映する。

建物は隈研吾氏の設計

2階はライブラリーとアトリエ。家の形をした本棚がずらりと並ぶ。角野さんの著作のほか、角野さんらが選書した世界の絵本や児童書を約1万冊そろえる。仕事場を再現したアトリエには、直筆原稿や愛用の文房具などを展示。

そのほかオリジナルグッズを扱うショップや旧江戸川を望むカフェ・キキもある。

入館料は一般700円、4歳〜中学生300円。日時指定の事前予約制。

詳細・予約は公式ホームページ

文/中 文子

(出典:「旅行読売」2023年12月号)
(Web掲載:2023年10月28日)


Writer

中 文子 さん

神戸生まれの大阪育ち。学生時代に旅に目覚め、アジア(おもに中国)や国内各地を探訪。旅を仕事にできたら面白そうだ!と旅行読売出版社に入社。広告課、編集部、メディアプロモーション部(広告)を経て、22年4月からメディア編集部所属。現在は、小1の壁と向き合いながら時短勤務中。温泉とお酒、楽器演奏が大好き。

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