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「きたかみ」就航5周年 太平洋フェリーで行く 北海道· 東北

「きたかみ」就航5周年 太平洋フェリーで行く 北海道· 東北

杜の都・仙台に若葉が萌え、雪解けが進んだ北海道を桜が染める季節。マイカーも乗せて移動できるフェリーで太平洋を進み、快適な滞在とともに、北へ北へと旅してみたい。

目的地までの移動すら大切な思い出に変えてくれる船の旅。名古屋、仙台、苫小牧の3都市を1330キロの航路で結ぶ太平洋フェリーに乗れば、洋上の夜をゆったり過ごしているうちに東北や北海道に到着する。

旅の舞台は3隻の船。2024年1月に就航20周年を迎える「きそ」、太平洋フェリーとして31年連続となるフェリー・オブ・ザ・イヤーを受賞した「いしかり」、そして2024年1月に就航5周年を迎えた「きたかみ」が運航する。

晴れた日は早起きしてデッキへ。船上から朝焼けの海景を望む感動のひと時
愛車とともに乗船すれば目的地で気ままに旅できる

エントランスホールや展望通路などは各船のコンセプトに合わせたデザイン性の高い空間。「きたかみ」は宇宙をイメージした遊び心ある船内で、プロジェクションマッピングによるショーや宇宙船のようなプロムナードがわくわくさせてくれる。

「きたかみ」では1日3回のプロジェクションマッピングショーを開催
「きたかみ」にはウィズペットルームを用意。大切な家族と一緒に過ごせて安心

何度乗っても楽しみなのが、どの船にも備わる展望大浴場だ。入港30分前まで、大海原を眺めながらのびのびと体をほぐせるのがうれしい。

レストランは朝・昼・夕食すべて好みのものを好きなだけ味わえるバイキングスタイル。季節の素材を取り入れた料理がずらりと並ぶ。

種類豊富な料理をたっぷりと味わえるバイキングスタイルのレストラン
映画上映やコンサート(不定期)が行われるシアターラウンジ(「きそ」「いしかり」)

リビングとベッドルームに分かれ優雅に過ごせるスイート、機能的なツインルーム、旅館のようにくつろげる和室など客室タイプは多彩。ひとり旅にも家族三世代の旅にも、様々なニーズに合った客室が見つかる。

苫小牧への入港は朝11時。ホッキ貝料理などご当地グルメをランチから楽しみ、観光へ繰り出す時間も十分に取れる。車ごと船に乗せて移動できるから、乗り慣れた愛車で気持ちのいい春のドライブを楽しめるのもフェリーならではの特権だ。

魅力的な「きたかみ」の姉妹船

31年連続フェリー・オブ・ザ・イヤー受賞「いしかり」

明るい船内の「いしかり」
リビングとベッドルームを備えた「いしかり」ロイヤルスイートルーム
広々とした「いしかり」展望大浴場

船旅専門誌による読者投票で、「いしかり」が2023年のフェリー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。エーゲ海をテーマにした船内には、国内フェリー最大級の広さを誇るロイヤルスイートルームをはじめ、シティホテル並みの客室が備わる。

2025年1月5日で就航20周年「きそ」

洋上を移動するホテルのように快適な「きそ」
バスタブ・シャワートイレ付きで家族で過ごしやすい「きそ」特等洋室

南国のようにカラフルでエキゾチックな雰囲気の「きそ」は来年で就航20周年。スイートルーム、特等客室、バリアフリールームなど充実した客室と明るいレストラン、シアターラウンジなど移動中も楽しみが尽きない。

運航ダイヤといしかり・きそ運賃表

  

※A期間:2024年4/1~4/25、5/6~7/12、7/17~7/24、8/22~11/30
※そのほかの客室および期間の運賃、乗用車運賃、「きたかみ」の運賃などは下記ホームページでご確認ください。

◆予約方法
乗船の2か月前から電話またはインターネットで予約。WEB予約が便利!
◆予約・問い合わせ
太平洋フェリー/TEL:050-3535-1163 または公式ホームページは こちら

 

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■名古屋港へのアクセス/あおなみ線野跡駅からフェリーターミナル行きバス約10分。フェリー出港日には名古屋駅発の直行バスが運行/車=伊勢湾岸道名港中央ICから1.5キロ

■仙台港へのアクセス/仙台駅からフェリーターミナル行きバス約45分。仙石線中野栄駅からバスまたはタクシー約10分/車=仙台東部道路仙台港ICから3.5キロ

■苫小牧港(西港)へのアクセス/室蘭本線苫小牧駅からフェリーターミナル行きバス約17分。札幌駅からもバスが運行/車=道央道苫小牧東ICから12キロ

◆問い合わせ
太平洋フェリー/TEL:050-3535-1163 または公式ホームページは こちら

(出典:「旅行読売」2024年5月号)
(Web掲載:2024年4月1日)


Writer

旅行読売出版社 メディアプロモーション部 さん

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