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新潟県のアンテナショップ 表参道から銀座へ移転オープン!

場所
> 中央区
新潟県のアンテナショップ 表参道から銀座へ移転オープン!

5月31日にオープンしたレストラン「THE NIIGATA Bit GINZA」

 

レストランのオープンを皮切りに各フロアが順次オープン

2023年12月に建物の老朽化などにより閉館した新潟県のアンテナショップ「表参道・新潟館ネスパス」の後継施設「銀座・新潟情報館 THE NIIGATA(ザ・ニイガタ)」が5月31日、銀座5丁目に開業した。

ザ・ニイガタは、銀座4丁目交差点から徒歩2分ほどの銀座すずらん通りに新しく建ったビルの地下1階〜地上3階と8階に入る。同じ通り沿いには長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」がある。5月31日はまず、8階のレストラン「THE NIIGATA Bit(ビット) GINZA」がオープンした。

新潟の食材をふんだんに使った「NIIGATAフルコース」1万6500円。うつわやカトラリーも新潟製にこだわる
(左上から時計回りに)グリーンピースの冷製スープ・下田豚の生ハム添え/南魚沼の山菜/佐渡の銀鮭/新潟の雪の中で熟成させた和牛のランプ・山古志の神楽南蛮味噌のソース

新潟県三条市に本店を置くレストラン「Tsubamesanjo Bit」が手掛け、「新潟とともに生きる」がコンセプト。食材だけでなく、日本酒、ワイン、うつわ、カトラリー、インテリアまですべて新潟産にこだわり、食を通じて新潟の1次産業、2次産業の魅力を発信し、盛り上げていきたいと考えている。

五つのコースのほかアラカルトも多数用意。コース料理の一品ずつと合わせる新潟の酒のペアリングとともに楽しみたい。ランチも予定している。

Tsubamesanjo Bitの代表・秋山武士さんは、「新潟の素晴らしい食や技術に触れていただき、お客さまがどんな反応をされるか楽しみ。それを料理やサービスに反映させ、オール新潟での魅力発信に努力していきたい」と意気込みを語った。

新潟で収穫された野菜や果物、日本海の幸、加工品など選りすぐりの品を取りそろえる1階ショップ(イメージ) ©株式会社乃村工藝社
ザ・ニイガタ外観(イメージ) ©株式会社乃村工藝社

そのほかのフロアは6月以降順次オープンしていく。

専門員が常駐する移住相談窓口(地下1階)と、アートを取り入れた内装のイベントスペース(3階)は6月17日オープン、1・2階の物販フロアがオープンするグランドオープンは8月8日の予定だ。

1階は物産品販売のほか新潟米のおにぎりを販売する「THE ONIGIRI・Ya(ザ・おにぎりや)」と観光情報発信。2階には約40種の日本酒を取りそろえた有料試飲コーナー「新潟清酒・THE SAKE Stand(ザ・サケスタンド)」や、包丁、カトラリー、工芸品など新潟のものづくりを伝えるコーナーも設け、全館で約1000品目を取り扱う。

2階では日本一の蔵元数を誇る新潟の酒を堪能(イメージ)©株式会社乃村工藝社
2階ショップ(イメージ)©株式会社乃村工藝社

詳細は公式ホームページ

文/中 文子

(出典:「旅行読売」2024年7月号)
(Web掲載:2024年5月31日)


Writer

中 文子 さん

神戸生まれの大阪育ち。学生時代に旅に目覚め、アジア(おもに中国)や国内各地を探訪。旅を仕事にできたら面白そうだ!と旅行読売出版社に入社。広告課、編集部、メディアプロモーション部(広告)を経て、22年4月からメディア編集部所属。現在は、小1の壁と向き合いながら時短勤務中。温泉とお酒、楽器演奏が大好き。

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