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手ぶらで芋煮体験も!山形の食の豊かさを体感 道の駅やまがた蔵王【行きたい道の駅】

場所
> 山形市
手ぶらで芋煮体験も!山形の食の豊かさを体感 道の駅やまがた蔵王【行きたい道の駅】

新鮮な野菜や果物を販売する「食の駅」、山形の土産4000点以上がそろう「ぐっと山形」が隣接する

 

山形の豊かな食を体感できるお土産が勢ぞろい!

自然豊かな蔵王山の麓、山形上山(かみのやま)ICの近く、山形新幹線山形駅からは車で15分ほどの場所にある。入り口には蔵王石、館内にはこけしや山形組子などが飾られ、山形に来たなぁと実感する。

驚いたのは山形の食の豊かさ。店内工房で焼き上げたバウムクーヘンや自家牧場で育った蔵王牛のカレー、蔵王の卵を使った濃厚なミルクプリン、地元の素材が詰まったパウンドケーキなど、工夫を凝らしたグルメ自慢の4店が並ぶ。隣接して直売所「食の駅」や物産館「ぐっと山形」もあり、土産物選びには事欠かない。

「ESCARGOT(エスカルゴ) ZAOBAUM STUDIO」のプレミアムソフトバウムクーヘンSサイズ980円
「TAKAHASHI BEEFFARM」の蔵王牛肉カレー864円
「山形プリン道の駅蔵王」の道の駅限定品・蔵王スノープリン454円
「SLOW JAM 道の駅やまがた蔵王」のパウンドケーキ・山形のめぐみ1180円

4月〜11月は山形名物の芋煮会を楽しむのもおすすめだ。材料や道具が準備されているので、手ぶらで来て体験できるのがうれしい。

手ぶらで芋煮体験/4月〜11月の11時30分〜13時30分、大人1人3500円(お米セットまたはうどんセットをべる。1テーブル4人まで)。 7日前までに2人以上で要予約。TEL:090-6938-5245
情報発信コーナーでは、山形組子やこけしなど山形の伝統工芸品を目にすることができる

「無料のパークアンドライド駐車場に車を置いて東京や千葉、仙台行きの高速バスや近郊への路線バスに乗り換えることができますよ。有料の車中泊スペースもあります」とコンシェルジュの柴田圭子さん。

樹氷ホールでは交流を生み出す多彩なイベントを開催。11月にはマルシェやクルマの展示販売会などを予定している。

文/堀内志保


  

道の駅 やまがた蔵王

TEL:023-676-6868
住所:山形市表蔵王79-1
営業:9時〜17時30分(店舗により異なる)/元日休
交通:東北中央道山形上山ICから1キロ
駐車場:【普通車】333台【大型車】34台

※記載内容は掲載時のデータです。

(出典:「旅行読売」2024年9月号)
(Web掲載:2024年11月2日)


Writer

堀内志保 さん

埼玉県生まれ。1999年から2年あまり社会人類学の調査でアフリカ大陸の沖に浮かぶマダガスカル島に滞在。『マダガスカルを知るための62章』(明石書店)では、市場と割礼祭の章を担当した。2003年から宮城県に住み、写真家の夫とともに東北各地の自然や歴史、食、温泉、手仕事などに触れ、新聞や雑誌に記事やエッセイを発表している。

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