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鳥取県立美術館が倉吉市に3月30日オープン!さまざまな人に開かれた憩いの場を創出

場所
> 倉吉市
鳥取県立美術館が倉吉市に3月30日オープン!さまざまな人に開かれた憩いの場を創出

大きなガラス窓の向こうに大御堂廃寺跡が広がる「ひろま」。木格子天井やフローリングに県産材を使用

鳥取県に待望の県立美術館誕生!

鳥取県中部、白壁土蔵の街並みで知られる倉吉市にある複合文化施設・倉吉パークスクエアに隣接して、鳥取県立美術館が3月30日、開館する。

コンセプトは「未来をつくる美術館」。美術館の従来の機能だけでなく、県内外の人々が集う交流の拠点としてさまざまな取り組みを展開する。

3階建ての建物は、世界的な建築事務所である槇総合計画事務所によるもので、2・3階が展示室。1階の「ひろま」は国史跡の大御堂廃寺跡につながる開放的な空間で、ワークショップのほかレセプションなどユニークベニュー(特別な取り組みの会場)として活用する。キッズスペースやカフェ、ショップもある。

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大屋根が印象的な正面エントランス

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美術館前の大御堂廃寺跡を一望する展望テラス

コレクションは県にゆかりのある作家の作品などを中心に、国内外の優れた作品約1万点で構成(関連資料含む)。アンディ・ウォーホルの《ブリロの箱(1)〜(5)》や、日野町出身の画家・小早川秋聲(しゅうせい)など、江戸絵画から、近代の洋画、彫刻、工芸、現代アートに至るまで幅広く収蔵している。

6月15日まで「アート・オブ・ザ・リアル 時代を超える美術〜若冲(じゃくちゅう)からウォーホル、リヒターへ〜」を開催。

問い合わせ:同館TEL:0858-24-5442
※公式サイトはこちら

文/中 文子

(出典:「旅行読売」2025年4月号)
(Web掲載:2025年3月22日)


Writer

中 文子 さん

神戸生まれの大阪育ち。学生時代に旅に目覚め、アジア(おもに中国)や国内各地を探訪。旅を仕事にできたら面白そうだ!と旅行読売出版社に入社。広告課、編集部、メディアプロモーション部(広告)を経て、22年4月からメディア編集部所属。温泉とお酒、楽器演奏が大好き。

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