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おおいた探訪①~宇佐の旅~

場所
> 宇佐市
おおいた探訪①~宇佐の旅~

三柱を御祭神とする宇佐神宮の上宮

祝・1300年の総本宮

“宇佐からあげ”“石橋のまち”“宇佐のマチュピチュ”など魅力多彩な宇佐市。今一番の話題と言えば、御鎮座1300年を迎える宇佐神宮だ。記念の特別御朱印も授与している。

記念ロゴマーク
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御鎮座1300年を記念した特別御朱印(700円)。三柱の神の名が書かれた3枚セットは2000円
御鎮座1300年を記念した特別御朱印(700円)。三柱の神の名が書かれた3枚セットは2000円

参拝方法が特徴

宇佐神宮は、大分空港から約49km。全国の八幡社の総本宮で、うっそうと木々が茂る厳かな境内に朱塗りの建物が点在する。上宮(じょうぐう)と呼ばれる神域に国宝の本殿があり、それぞれ八幡大神、比売(ひめ)大神、神功(じんぐう)皇后を祀る。古来、「二礼四柏手一礼」という独自の参拝作法が伝わる。参拝の様子は、こちら     

八幡造と呼ばれる本殿は非公開だが、2025年5月3日~6日、本殿前で神職による説明が特別に行われる。間近で外観を見学できる絶好の機会だ。

上宮への石段にある「夫婦石」。手をつないで一緒に三角形の二つの石を踏むと幸せになれるという
上宮への石段にある「夫婦石」。手をつないで一緒に三角形の二つの石を踏むと幸せになれるという
石段では、石垣にあるハート形の石も探してみよう
石段では、石垣にあるハート形の石も探してみよう

門前通りで食べ歩き

参拝後は、15軒ほどの土産物店や食事処が立ち並ぶ宇佐神宮仲見世を歩いてみよう。地元の野菜類を使った郷土料理のだんご汁をはじめ、ねぎ焼き、宇佐飴、宇佐瓢箪(ひょうたん)など、気ままに食べ歩きや土産探しを楽しめる。

名物の宇佐飴(1袋200円)を販売する是恒(これつね)商店。カボスやイチゴ味など18種ある
名物の宇佐飴(1袋200円)を販売する是恒(これつね)商店。カボスやイチゴ味など18種ある
仲見世にある「杜の茶屋 かくまさ」のだんご汁定食(2200円)
仲見世にある「杜の茶屋 かくまさ」のだんご汁定食(2200円)
かくまさの宇佐からあげ(1000円)
かくまさの宇佐からあげ(1000円)

旅データ

宇佐神宮/6時~18時(授与所9時~16時)/拝観自由/TEL0978-37-0001

是恒商店/10時~18時/不定休/TEL0978-37-0144

杜の茶屋 かくまさ/9時~16時(夏期は~16時30分)/不定休/TEL0978-37-0581

宇佐市観光・ブランド課/TEL0978-27-8171

ツーリズムおおいた/TEL097-536-6250

 

(出典:旅行読売2025年5月号)

(Web掲載:2025年3月28日)

おおいた探訪②~豊後高田の旅~は、こちら


Writer

松田秀雄 さん

全国を取材で巡ること約30年。得意なテーマは「温泉」で、北海道・稚内温泉から沖縄・西表島温泉まで500湯・2000軒以上は訪れている。特に泉質は硫黄泉が好きで、湯上りに体を拭かず自然乾燥させるのがモットー。帰宅後、体に付着した硫黄成分が湯船に染み出して白濁する様子を見るのが好き。最近は飲泉への興味が強く、「焼酎割に適した温泉は?」を掲げて最高の一杯を探し中。旅行読売出版社・編集部に所属。

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