北アルプスの山並みをバスから一望🚌屋根のないバスが今夏、奥飛騨を初めて運行

北アルプスをバックに走る「おくひだマウンテンバス」
槍ヶ岳や穂高連峰など日本を代表する山岳景観
通常は東京都内を走っている屋根のないオープンバスが奥飛騨へ“出張”。槍ヶ岳や穂高連峰など日本を代表する山岳を望み、大自然を体感できる「おくひだマウンテンバス」が6月28日~7月18日の3週間限定で運行される。
「おくひだマウンテンバス」の名称は奥飛騨温泉郷内唯一の小学校である高山市立栃尾小学校の児童が考えた。
北アルプスの麓にある5つの温泉地を駆け抜ける
このバスの楽しみは景色だけではない。山の魅力をはじめ、歴史や文化、人の営みなどの奥飛騨のストーリーをガイドが案内してくれる。ガイドは星野リゾート「界 奥飛騨」のスタッフが務める。当地を知り尽くしたスタッフがその日の気候や風景に合わせてガイドする。
ガイドのイメージ(安全上、着席して案内する)
「おくひだマウンテンバス」は平湯バスターミナルを起点に平湯、福地、新平湯、栃尾、新穂高の5つの温泉地を通り、新穂高ロープウェイしらかば平駅までの約20kmを1日3往復運行される。
料金は片道2000円、全席予約制で事前決済が必要。平湯バスターミナルと高山濃飛バスセンターでも購入可能だが、バス車内では販売しない。
起点となる平湯バスターミナル
乗客には特典として、新穂高ロープウェイしらかば平駅にある「アルプスのパン屋さん」のパンとドリンクがプレゼントされる。新穂高ロープウェイの中間駅にあたる標高1308mのしらかば平駅2階にある店舗にはビューラウンジがあり、目の前には北アルプスの絶景が広がる。
湯量豊富な奥飛騨温泉郷に泊まり、国内屈指の山岳景観を堪能しよう。
問い合わせ/濃飛バス予約センターTEL:0577-32-1688
(Web掲載:2025年6月20日)