雨の聖地に隼ライダーが集結! 鉄道のあるまち応援企画「テツふる」若桜町版、八頭町版もPR【鳥取県】

雨の中、舩岡竹林公園に集まったライダーのバイク
鳥取県東部、郡家駅(八頭町)と若桜駅(若桜町)をつなぐ若桜鉄道。営業距離19.2キロ、のどかな里山を走る小さなローカル線だ。その駅のひとつ、隼駅(八頭町)に、今年も全国のライダーが大集結した。
若桜鉄道・隼駅は、同名のスズキ大型バイク「隼<ハヤブサ>」の愛好家の聖地といわれ、毎年8月に行われる「隼駅まつり」には、全国のライダーたちが自慢の愛車を駆って訪れる。
15回目となる今年は、8月10日に開催された。当日は雨天にもかかわらず、イベント会場の八頭町・舩岡竹林公園に、「隼」をはじめ500台以上が集結した。同公園には、スズキの展示ブースをはじめ、若桜鉄道や隼グッズの販売、飲食店、鳥取県(食パラダイス推進課)によるご当地米「プリンセスかおり」のPRブースなどが並んだ。集まったライダーは、ステージイベントを楽しみ、参加者で「隼」の人文字をつくるなどして、思い思いにファン同士で交流した。



鉄道のあるまちを応援! 現地消費型ふるさと納税
会場の一角では、スズキと若桜鉄道によるデジタル鉄印企画「隼チャレンジ」の限定ノベルティ―グッズの引き換えも行われた。この企画は、スズキ浜松工場(静岡・浜松市)と隼駅のそれぞれで限定の「隼チャレンジ デジタル鉄印」を入手するデジタルスタンプラリーで、2025年8月31日まで実施中だ。※限定ノベルティ―グッズの引き換えは隼駅まつりのみ。
また、若桜町と八頭町が参加する、鉄道のあるまち応援プロジェクト「テツふる」のPRも行われた。「テツふる」は、現地消費型ふるさと納税。参加している自治体にふるさと納税すると、寄付額の30%相当のデジタル商品券が返礼品として発行され、寄付した自治体の加盟店で利用できる。地域の特産品や鉄道グッズ、特別な鉄道体験などの購入に充てられる。八頭町では、「大江ノ郷自然牧場」、「道の駅はっとう フルーツ総合センター」、「ぷらっとぴあ・やず」で、若桜町では「若桜鉄道」(若桜駅)、「わかさカフェ retro」(若桜駅)、「ごはんとおみやげ yamane」、「道の駅若桜 桜ん坊」で、デジタル商品券が利用できる。
旅行中でもスマホで「その場でふるさと納税」「その場で返礼品<デジタル商品券>」。すぐにランチやお土産品の購入に使えるのがうれしい。


※記載内容はすべて掲載時のデータです。
(Web掲載:2025年8月12日)