【夜行列車の旅】観光、登山にも便利な不定期運行&期間限定の夜行列車

旅を盛り上げてくれる夜行列車。不定期運行&期間限定の夜行列車で特別な夜を過ごしましょう。
特急「アルプス」
【新宿→白馬】
E257系9両編成を使用する特急「アルプス」(写真/JR東日本長野支社)
新宿駅から白馬駅までを夜行で結ぶ特急「アルプス」は、登山客の利用が多かった急行「アルプス」の現代版列車として、2024年7月から新規設定された。急行「アルプス」は02年12月に廃止されたが、夜行列車で復活したことはうれしい限りだ。
運転ダイヤは新宿駅を23時58分に発車し、中央線、篠ノ井(しののい)線、大糸線を経由して白馬駅に5時50分に到着する。途中、松本駅、穂高駅、信濃大町駅で停車するのも、観光客・登山客にとっては魅力だろう。25年夏季の運転日は3日間。全車指定席(一部グリーン車指定席)の臨時特急列車のため、青春18きっぷで乗車することはできない。
白馬三山などへ向かう登山客に人気
運転日 7月18日、8月8日、9月12日(新宿発基準)
運行区間 新宿→白馬(下りのみ)
料金 新宿―白馬駅は8650円~
販売 駅の指定席券売機およびみどりの窓口、えきねっと、主な旅行会社など
尾瀬夜行23:45
【浅草→会津高原尾瀬口】
「尾瀬夜行23:45」で使用される東武特急「リバティ」(写真/松尾 諭)
1987年5月から運転されている東武鉄道伝統の夜行列車。10月17日までの金・土曜を中心に運転するが、列車のみの利用ではなく、東武トップツアーズの旅行商品を申し込む必要がある。
列車名の通り、浅草駅を23時45分に発車し、伊勢崎(いせさき)線、日光線、鬼怒川(きぬがわ)線を通って、野岩(やがん)鉄道会津鬼怒川線に乗り入れる。終着となる会津高原尾瀬口駅には翌日の3時08分に着く。さらに同駅5時発の専用バスに乗って駒ヶ岳登山口、尾瀬御池(みいけ)、尾瀬沼山峠へ行くことができる。車両は「Revaty(リバティ)」の愛称がある500系3両編成の特急電車を使用。今夏は尾瀬夜行に乗って、早朝のハイキングを楽しんでみては。
早朝からの尾瀬ハイキングにぴったり
運転日 10月17日までの金・土曜など
運行区間 浅草→会津高原尾瀬口(下りのみ)
旅行代金 往路尾瀬夜行利用プラン
(列車+専用バス)6800円~9800円
申込み 東武トップツアーズ各支店、WEBサイト(https://tobutoptours.jp/)など
※尾瀬夜行列車のみのプランの発売はなし
文/松尾 諭 写真/松尾 諭ほか
(出典:「旅行読売」2025年8月号)
(Web掲載:2025年8月29日)