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【空から灯台】残波岬灯台 <沖縄県読谷村>

場所
> 読谷村
【空から灯台】残波岬灯台 <沖縄県読谷村>

沖縄県中頭郡読谷村の残波岬突端に立つ白亜の大型灯台「残波岬灯台」

東シナ海の島々を眺める南国の灯台

ひょんなことから梅雨が明けたばかりの沖縄に行く機会に恵まれた。残波岬灯台は、高さ30~40メートルにも及ぶ隆起サンゴ礁の断崖が2キロにわたって続く景勝地にある。沖縄本島のほぼ中央、東シナ海に突き出た残波岬は、1945年4月1日、米軍が目印にして激しい砲撃を加え上陸を開始した、あの悲惨な沖縄戦が本島で始まった地でもある。

駐車場から灯台に向かう途中、目を引かれたのが古いバス車両を利用した軽食店。おすすめの紅イモソフトクリームは、沖縄で一番売れているアイス「ブルーシール」製で、間違いないおいしさ。なんとこのバス、現役で動いており、撮影後にはいなくなっていた。13代目の店舗とのことで、店の歴史を感じる。

灯台から見る沖縄の海は青く、美しく、暑さをひと時、忘れることができた。

ドローン撮影/⻘⾕ 慶

ドローン撮影した灯台の動画ロングバージョン(4分)は👉こちら

キッチンバス「金城パーラー」の紅イモソフトクリーム
残波岬の夕景
展望台からは360度の絶景を望める

【残波岬灯台】

高さ:31メートル
初点灯:1974(昭和49)年
交通:那覇バスターミナルからバス1時間30分、読谷バスターミナル下車、タクシー5分/那覇空港から36キロ
TEL:098-958-3041(燈光会 残波岬支所)

※記載内容はすべて掲載時のデータです。

(出典:「旅行読売」2025年9月号)
(Web掲載:2025年9月3日)


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