大型模型の新設や光と映像で展示空間を演出 東京・両国の「えどはく」が3月にリニューアルオープン
実寸大で復元される服部時計店(イメージ)。1894年、和光の前身である服部時計店の創業者が、銀座4丁目交差点の朝野新聞社屋を買い取り、建てられた
大型模型の新設と仕様のアップデートが目玉
2022年から約4年間、大規模改修工事のため休館していた江戸東京博物館(東京都墨田区)が、3月31日にリニューアルオープンする。
同館は江戸の町や暮らしを再現した精巧な建築物や模型、歴史資料などで江戸東京の歴史と文化を学べる施設で1993年に開館。菊竹清訓(きよのり)氏設計のユニークな建物でも有名だ。
今回のリニューアルの目玉は大型模型の新設と仕様のアップデート。これまであった朝野(ちょうや)新聞社屋の模型を建て替え、明治時代の銀座の象徴とも言える服部時計店を原寸大で再現。芝居小屋「中村座」は、中に入れるように改修した。
さらに世界的な建築家・重松象平(しょうへい)氏が館内外の空間デザインを監修。エントランスに鳥居をモチーフにしたモニュメントを設置し、「3F江戸東京ひろば」の天井面(約4000平方メートル)と柱面にダイナミックな映像を投影するなどワクワク感を演出する。
4月25日〜5月24日に江戸博珠玉のコレクションを一挙展示するリニューアル記念展「大江戸礼賛」を開催する。

「3F 江戸東京ひろば」の天井面に映し出された収蔵品の映像
問い合わせ:江戸東京博物館/TEL 03-3626-9974
文/中 文子
(出典:「旅行読売」2026年3月号)
(Web掲載:2026年1月29日)


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