【新・日本の絶景】いつまでも眺めていたい 本棚絶景
写真/角川武蔵野ミュージアム
さまざまな本がびっしりと並ぶ巨大な本棚には、いつまでも眺めていたい、不思議な魅力があります。それはきっと、本が放つ歴史や匂いや遊び心が、心躍る空気を醸しているからかもしれません。本が織りなす光景を体験しに、出かけてみませんか。
本が創り出す別世界に迷い込む
角川武蔵野ミュージアム [ 埼玉 ]

写真/角川武蔵野ミュージアム
図書館・美術館・博物館が融合したような、独特な雰囲気を醸すミュージアムのシンボルは、4・5階吹き抜けの「本棚劇場」。違い棚に並んだ本のにぎわいを感じながら「エディットタウンーブックストリート」を通り抜けると、高さ約8メートルの巨大本棚に囲まれた図書空間が出現する。本棚をスクリーンにしたプロジェクションマッピングも圧巻だ。
営業:10時~17時30分/祝日を除く火曜休
料金:1400円
交通:武蔵野線東所沢駅から徒歩10分/関越道所沢ICから4キロ
住所:所沢市東所沢和田3-31-3
TEL:0570-017-396
歴史ある本が奏でる、独特の美しさ
東洋文庫 [ 東京 ]

東洋学の専門図書館、ミュージアム。展示の目玉は「モリソン書庫」だ。1900年代初頭、創設者である三菱財閥3代目の岩崎久彌が、北京駐在のオーストラリア人G. E. モリソンから購入した東アジアに関する貴重な文献で、約2万4000点が7.5メートルの高さの天井までびっしりと並ぶ。2026年1月21日にリニューアルオープン。
営業:10時~16時30分/火曜(祝日の場合は翌日)休、年末年始休
料金:1000円
交通:山手線・地下鉄南北線駒込駅から徒歩8分
住所:文京区本駒込2-28-21
問い合わせ:公式サイトから👉こちら
階段状に並ぶ、まばゆいほどの本の空間
石川県立図書館 [ 石川 ]

円形劇場を思わせる巨大なすり鉢のような形の空間に、階段状に本棚が並ぶさまは壮観。4階まで吹き抜けのドーム型の天井に木を組み合わせた梁(はり)がめぐらされ、窓からゆるやかに自然光が注ぐ。館内ではおしゃべりがOKで、色や形が異なる約500席の閲覧席があちこちに配置され、気に入った席でくつろげる。
営業:閲覧エリア9時~19時、文化交流エリア9時~21時(両エリアとも土・日曜、祝日は~18時)/月曜(祝日の場合は翌平日)休、年末年始休、特別整理期間休
交通:北陸新幹線金沢駅からバス30分、石川県立図書館下車すぐ/北陸道金沢森本ICから10キロ
住所:金沢市小立野2-43-1
TEL:076-223-9565
森の中にいるような解放感
梼原町立図書館(雲の上の図書館)[ 高知 ]

高知と愛媛の県境にある最大標高1455メートルの梼原(ゆすはら)町は、“雲の上の町”と呼ばれ、9割以上を森林に囲まれている。地元産の木材をふんだんに使った館内には、柱から木組みが延び、大きなガラス窓から木漏れ日が注ぐ。木のぬくもりを体感できるよう、靴を脱いで入館する。井戸端エリアやえほんコーナーなどもあり、大人も子どもも思い思いに楽しめる。
営業:9時~20時/火曜休、最終週の金曜休(臨時休館あり)
交通:土讃線須崎駅からバス1時間17分、四ツ角下車すぐ/高知道須崎中央ICから44キロ
住所:梼原町梼原1212-2
TEL:0889-65-1900
※記載内容は掲載時のデータです。
(出典:旅行読売2026年1月号)
(Web掲載:2026年2月28日)


Tweet
Share