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【天下取りの城へ】2026年に見たい!注目の城6選

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> 岐阜市、広島市、那覇市、弘前市、近江八幡市、洲本市
【天下取りの城へ】2026年に見たい!注目の城6選

豊臣氏ゆかり以外にも話題の城は多い。曳家工法により天守を元の位置に戻す工事を進めている弘前城や26年3月で閉館する広島城など、今のうちに見ておきたい話題の城を紹介する。

津軽氏の居城・弘前城は、天守下の石垣の解体修理のため、15年に本丸内の仮天守台へ天守を移動。石垣の工事が終了し、26年6月~11月に元の位置に曳き戻される。

岐阜城は耐震化工事のため、資料館は26年4月、天守閣は5月中旬から休館となり、27年11月にリニューアルオープンの予定だ。

織田信長ゆかりの安土城は、26年で築城450年を迎える。滋賀県は19年から「幻の安土城」復元プロジェクトを進め、これまでデジタル技術を活用した城の見える化や城跡の発掘調査などを行っている。

淡路島にある洲本城は、26年で築城500年。27年まで天守台の石垣復旧工事が行われているが、天守外観の見学は可能だ。25年10月には本丸内に046cafe(おしろカフェ)がオープンした。

国宝だった広島城は、原爆により倒壊。1958年に再建された天守が老朽化したため、2026年3月22日で閉館するが、今のところ解体の予定はなく、外観は眺められる。

首里城は、19年10月の火災で正殿など9施設を焼失。その直後から復興、復元への動きが始まり、25年7月に正殿外観がほぼ完成し、現在は内装工事が進む。

弘前城【青森】🏯100名城

1627年、落雷により5層の天守を焼失したが、隅櫓(すみやぐら)の改築を理由に1810年、天守を再建させた。東北地方では唯一の江戸時代の現存天守で、国指定の重要文化財。天守内部は公開休止中(当面の間)。約78メートルにわたって天守を移動させる曳き戻しの様子は見学可能だ。

2.弘前城.jpg

■本丸・北の郭エリアの有料時間9時〜17時/無休/320円(時期により時間・料金変更あり)/奥羽線弘前駅からバス15分、市役所前下車徒歩15分/弘前市下白銀町1/TEL:0172-33-8739(弘前市公園緑地課)


岐阜城【岐阜】🏯100名城

織田信長が「天下布武」の朱印をこの城で使い始めたと言われる。1601年に廃城となり、江戸時代には存在しなかったが、1956年、金華山山頂に復興天守が誕生。山頂までロープウェーでつながれており、濃尾平野や長良川の流れ、日本アルプスなどが望める。

1.岐阜城d-008.jpg

■9時30分~16時15分(時期により変更あり)/無休/200円/東海道線岐阜駅からバス15分、岐阜公園・岐阜城下車徒歩3分。ぎふ金華山ロープウェー山麓駅から4分、ロープウェー山頂駅下車徒歩8分/岐阜市天主閣18/TEL:058-265-3984(岐阜市観光コンベンション課)


安土城【滋賀】🏯100名城

信長が1576年に築城し、5重7階の巨大な天主が完成したが、本能寺の変後に焼失。現在は天主台や石垣が残り、発掘調査や整備が進む。復元・体感アプリ「安土城」をダウンロードし、城跡内のスポットでスマホをかざせば、天主や遺構などを見られる。

3.安土城(アプリ版) IMG_0998.jpg

■8時30分~16時(時期により変更あり)/無休/700円/東海道線安土駅から徒歩25分/近江八幡市安土町下豊浦/TEL:077-528-4678(滋賀県文化財保護課)


洲本城跡【兵庫】🏯続100名城

脇坂安治により、総石垣の城が造られた。現在、総石垣や大石段、全国でも数例しかない登り石垣が残る。1928年に鉄筋コンクリートで建設された日本最古の模擬天守は、老朽化のため入場できない。一部の石垣修復工事は2027年度に完了の予定。

6.洲本城.jpg

■見学自由/東海道線三ノ宮駅から高速バス1時間30分、洲本高速バスセンター下車徒歩40分/神戸淡路鳴門道洲本ICから8キロ/ 洲本市小路谷1272-2/TEL:0799-22-3321(洲本市商工観光課)


広島城
【広島】🏯100名城

毛利輝元により築かれた城。天守は5層の大天守と二つの小天守を渡櫓(わたりやぐら)でつなぐ複連結式だった。現天守の閉館後、展示・収蔵資料は26年度に開館予定の広島城三の丸歴史館に引き継がれる。広島市は今後の天守の整備について調査・検討中で、木造天守の待望論もある。

4.広島城 本丸天守.jpg

■9時~17時30分(12月〜2月は〜16時30分)※一部延長日あり/年末休/370円/山陽新幹線広島駅からバス7分、合同庁舎前下車徒歩8分/広島市中区基町21-1/TEL:082-221-7512(広島城アソシエイツ)


首里城【沖縄】🏯100名城

15世紀初めに尚氏(しょうし)が三山王国を統一した際、首里の王城を大幅に改修し、王府とした。琉球王国のシンボルだが、4度の焼失後、1992年に再建された。しかし、2019年に焼失し、復元工事が進行中。工事現場の様子を積極的に公開しており、26年秋に完成の予定。

5.首里城正殿 IMG_9085.jpg

■有料区域8時30分~17時30分(時期により変更)/有料区域公開エリア400円/ゆいレール首里駅から徒歩15分/那覇市首里金城町1-2/TEL:098-886-2020(首里城公園管理センター)


※記載内容はすべて掲載時のデータです。

(出典:旅行読売2026年2月号)
(Web掲載:2026年2月17日)


Writer

荒井浩幸 さん

1970年、埼玉県生まれ。旅に関することならジャンルを問わず、オールマイティにこなす、旅行ライター。食欲旺盛で、その「実力?」は特に味の店の連続取材の時にいかんなく発揮される! そして、昼はコーヒーを味わい、夜はお酒をたしなむ。旅とともに国内の民俗に関心をもち、研究もしている。

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