【鉄道ひとり(一人)旅】お得なきっぷ「キュン♥パス」、新幹線で新潟の人気駅弁巡り<信越線-えちごトキめき鉄道>
青海川駅付近の日本海沿いを走る信越線(写真/ピクスタ)( 左)
フリーエリアにJR東日本の路線がすっぽり入るお得なきっぷ
お得な乗り鉄旅に最適なきっぷがある。「旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パス」、通称キュンパスである。2026年の利用期間は2月12日~3月12日で、名前の通り平日限定、購入は利用開始日の14日前までと制約は多いが、フリーエリアにJR東日本の路線がすっぽり入っている。自由席なら新幹線や特急にも乗り放題なので、日帰りでもダイナミックなコースが組めるのだ。
おいしい駅弁とローカル線の車窓を楽しむなら、新潟方面に向かいたい。まずは上越新幹線で新潟駅へ。駅ビルCoCoLo 新潟2階の駅弁専門店、新潟三新(さんしん)軒には、神尾弁当、三新軒など、新潟の駅弁業者の選りすぐりの駅弁が目白押しだ。

にいがた和牛の中でも肉質の柔らかい村上牛をしぐれ煮にした「村上牛しぐれ」1400円(新潟三新軒/TEL:025-244-1252)
上越新幹線で長岡駅まで戻れば、新幹線ホームの売店で池田屋の「越後長岡喜作辨當(きさくべんとう)」を入手できる。長岡産コシヒカリのごはんを引き立てるのは、長岡黒いなりやみそ漬けなど地元老舗数軒の名物。長岡のみの販売で、味にほれ込んだリピーターも多いという。長岡駅2階「ぽんしゅ館」に立ち寄るのもいいだろう。

越後長岡喜作辨當1390円(池田屋/TEL:0258-33-2430)
ぽんしゅ館 長岡驛店<長岡>
新潟県内の酒蔵の日本酒やワイン、酒粕やチーズなど県内素材を使ったオリジナルの菓子類、地域の米や調味料などを販売する。唎酒(ききざけ)番所では、ズラリと並んだ唎酒マシンから好みの地酒(500円で最大おちょこ5杯分)の飲み比べを楽しめる。
■9時~19時30分(唎酒番所は9時30分~19時)/定休日は駅ビルに準ずる/上越新幹線長岡駅西口改札からすぐ/TEL:0258-94-4313


長岡駅からは信越線で直江津駅へ。見渡す限りの田園と大きな空の間を列車はゆったり進む。柏崎駅を過ぎると右車窓に日本海。ところどころにキラキラと輝く海が広がる。
直江津駅で3セクの越後トキめき鉄道妙高はねうまラインに乗り換え、高田駅へ。桜で有名な高田城の城下町だ。雨や雪でも歩きやすいように木造の建物の庇(ひさし)を張り出した雁木(がんぎ)通りや町家交流館など、駅の近くに見どころが多く、途中下車して散策するのにちょうどいい。

えちごトキめき鉄道高田駅周辺には、豪雪地で見られる雁木通りが残る(写真/ピクスタ)

「さけずし」と「えんがわ押し寿司」を合わせた「紅白押し寿司さけえんがわ」1380円(要予約、神尾弁当/TEL:0250-22-5511)
帰りは上越妙高駅で、ホテルハイマートの人気駅弁「鱈(たら)めし」「さけめし」が一つになった「二大将軍弁当」と越後の地酒を買い、北陸新幹線で一杯やりながら旅気分をかみしめるのもいい。

二大将軍弁当2000円(ホテルハイマート/TEL:025-543-3151)
旅せよ平日! JR東日本たびキュン♥早割パス
フリーエリア内のJR東日本全線、青い森鉄道線、いわて銀河鉄道線、三陸鉄道線、北越急行線、えちごトキめき鉄道線(直江津-新井駅間)の普通・快速列車、特急列車など(新幹線を含む)の普通車自由席およびBRTが1日間または連続する2日間乗り降り自由。1日間用は2回まで、連続する2日間用は4回まで座席指定もできる。
■料金:1日間用1万円、連続する2日間用1万8000円
■期間:26年2月12日~3月12日の平日限定
■販売:利用開始日の1か月前から14日前まで(えきねっと限定👉こちら)

文/高崎真規子
※記載内容は掲載時のデータです。
(出典:旅行読売2026年3月号)
(Web掲載:2026年3月◉◉日)


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