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茶の湯に親しみ歴史を味わう「さかい利晶の杜」

場所
> 堺市
茶の湯に親しみ歴史を味わう「さかい利晶の杜」

〝天下一の茶の湯者〞千利休

〝天下一の茶の湯者〞と称された千利休は堺の人だ。1522年、堺の商家に生まれた。名は与四郎、法名を宗易(そうえき)、斎号を抛筌斎(ほうせんさい)と称した。後に正親町天皇から利休居士号を賜(たまわ)る。

豪商・北向道陳(きたむきどうちん)に茶の湯を学び、武野紹鷗(たけのじょうおう)に師事。織田信長や豊臣秀吉に茶頭(さどう<茶事を司[つかさど]る人>)として仕えた。なかでも秀吉との関係は有名だ。

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国宝の茶室「待庵」を創建当初の姿で復元した「さかい待庵」

2015年に開館した「さかい利晶(りしょう)の杜」は、千利休と与謝野晶子をテーマに、堺の歴史と文化を体感できる施設だ。施設内にある茶室「さかい待庵」は、利休作の茶室で唯一現存する「待庵」の創建当初の姿を想定復元したもの。秀吉が催した「北野大茶湯」の四畳半茶室を復元した「無一庵」では呈茶(ていちゃ)も行われている。

黄金期の堺の街と茶の湯、利休を知り、現在の堺を歩いてみてはいかがだろうか。

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「北野大茶湯」の茶室を復元した「無一庵」の見学、立礼席呈茶とのセットで1300円。10時~15時の1日5回で各回定員10人(火・金曜11時、14時は無一庵での呈茶を選択可)

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椅子に座って行う茶道「立礼(りゅうれい)茶席」。表千家・裏千家・武者小路千家(三千家)のお点前で、抹茶と堺の和菓子(生菓子)を味わえる。800円

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館内には茶道三千家それぞれの茶室を完備。「茶室お点前体験」は三千家の指導の下、作法の体験の他、自分でお茶を点てることができる。個人体験は第3日曜開催。団体体験は10人~※要予約

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「利休と堺をめぐる人々」「住吉祭礼図屏風にみる堺」などのテーマ別に、利休と堺の街、茶の湯の関わりを展示している「千利休茶の湯館」

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施設内の「与謝野晶子記念館」は堺生まれの歌人・与謝野晶子の詩歌や著書、書斎や生家を再現して展示。「詩歌の森」では、晶子の詩歌の世界を映像と音声で体感できる


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9時~17時30分/第3火曜休(祝日の場合は翌日休)、年末年始休/観覧料300円/阪堺線宿院駅から徒歩すぐ、南海本線堺駅から徒歩10分/大阪府堺市堺区宿院町西2丁1-1/TEL:072-260-4386
公式サイトは👉こちら

協力:さかい利晶の杜

※記載内容はすべて掲載時のデータです。

(Web掲載:2026年4月3日)


Writer

旅行読売出版社 メディアプロモーション部 さん

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