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【フェリーひとり(一人)旅】世界遺産のある佐渡島へ ときわ丸・おけさ丸<佐渡汽船>

場所
  • 国内
  • > 北陸・中部・信越
  • > 新潟県
> 佐渡市
【フェリーひとり(一人)旅】世界遺産のある佐渡島へ ときわ丸・おけさ丸<佐渡汽船>

ときわ丸は6階建てで全長125メートル。最大旅客定員1461人。車は乗用車換算で168台を積載できる

2 時間半で日本海を渡り佐渡島へ

佐渡島は大きい。面積855平方キロは東京23区の1.4倍、離島としては沖縄本島に次ぐ国内2番目の広さだ。それゆえ人やモノの往来も盛んで、本土と佐渡島を結ぶ佐渡汽船は100年以上にわたって島民の生活を支えてきた。観光客も多く運び、2024年には「佐渡島(さど)の金山」が世界文化遺産に登録されたこともあり、いっそう注目を集めている。

新潟港から島東部の両津港までは、カーフェリーで2時間30分。「おけさ丸」と「ときわ丸」の2隻が運航している。「ときわ丸」は今年の1月、より海に映える爽やかな船体デザインにリニューアルした。

ひとり旅におすすめなのは1等船室のイス席。足を伸ばしてひと眠りしてもいいが、せっかくの景色を楽しまなくてはもったいない。5階の展望ラウンジから前方に目を凝らしていると、島影が次第に大きくなってきて佐渡島の広さを実感できる。

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1等船室のイス席。体を横にして休める

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5階最前部にある展望ラウンジ

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ベッド2台、ソファ、テレビのある特等船室はシティーホテルのような雰囲気

「9時25分発なら、新潟港ターミナルのベーカリーで焼きたてのパンを買って乗船し、佐渡牛乳とともに味わうのがおすすめです」と、佐渡汽船営業企画課の近嵐(ちからし)さん。「両津港に入る時に見えるおけさ灯台もお見逃しなく。赤い編み笠をかぶったデザインがかわいいです」と話す。

下船後は、金銀山の関連施設が点在する島の西側の相川地区へ。鉱脈を掘った跡が山頂に残る道遊(どうゆう)の割戸(われと)、「天空の城」とも例えられる北沢浮遊選鉱場跡など、屋外に残る史跡が静かに歴史を伝えている。

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1938年に完成した北沢浮遊選鉱場跡 。月間5万トンの鉱石を処理した

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トキは現在、約600羽が野生下で生息しているとされる

なお首都圏から車で佐渡島へ向かう場合は、車両航送代や高速代がお得になる佐渡汽船とNEXCO(ネクスコ)東日本の共同企画「佐渡島ゴールデンプラン」と「佐渡島ゴールデンパス」利用がおすすめだ。
詳細はこちらから。

[ 両津港発 ◎ 観光スポット ]

史跡 佐渡金山

世界に誇る鉱山開発の歴史を解説

江戸時代の採掘坑道「宗太夫(そうだゆう)坑」と、明治以降の機械採掘坑道「道遊坑」を公開。人形を用いて江戸時代の採掘の様子を再現し、近代化に貢献したトロッコや粗砕場(そさいば)などの設備が当時のまま残されている。
■8時~17時(11月~3月は8時30分~16時30分)/不定休/1500円/両津港からバス1時間15分、佐渡金山前下車すぐ/TEL:0259-74-2389

9 史跡佐渡金山 (2).jpg

10 道遊の割戸.jpg

直江津港発着「日帰り黄金ツアー」

佐渡島へは直江津港からもカーフェリーが運航している。佐渡汽船の「日帰り黄金ツアー」は、直江津港発7時10分。往復の2等乗船代に佐渡西三川ゴールドパークでの砂金採り体験、佐渡牛陶板焼きの昼食などが付いて1万6900円。オプションでたらい舟にも乗れる。詳細はこちらから。

ときわ丸・おけさ丸

◉運航ダイヤ
新潟 🚢 両津   両津 🚢 新潟
06:00発  08:30着  05:30発  08:00着  
09:25発  11:35着  09:15発  11:45着
12:35発  15:05着  12:45発  15:15着
16:05発  18:35着  16:05発  18:35着
19:30発  22:00着  19:30発  22:00着

◉料金(大人1人)
6月30日まで/新潟~両津
スイートルーム/1万8650円
特等/8330円
1等/5730円
2等/3290円
自動車(4メートル以上上5メートル未満)/1万9260円

◉アクセス
新潟港=上越新幹線新潟駅からバス15分、佐渡汽船下車すぐ/日本海東北道新潟亀田ICから7キロ

◉問い合わせ
佐渡汽船/TEL:025-245-6122

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(左)佐渡汽船オリジナル御船印帳(右)ときわ丸御船印

文/渡辺貴由


※記載内容はすべて掲載時のデータです。

(出典:「旅行読売」2026年6月号)
(Web掲載:2026年6月28日)


Writer

渡辺貴由 さん

栃木県栃木市生まれ。旅行情報誌制作に30年近く携わり、全国各地を取材。プライベートではスケジュールに従った「旅行」より、行き当たりばったりの「旅」が好き。温泉が好きだが、硫黄泉が苦手なのが玉に瑕(きず)。自宅では愛犬チワワに癒やされる日々。

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