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【フェリーひとり(一人)旅】夜の瀬戸内海を船上で過ごし、レトロな門司港を散策 せっつ・やまと<阪九フェリー>(1)

場所
> 神戸市、北九州市
【フェリーひとり(一人)旅】夜の瀬戸内海を船上で過ごし、レトロな門司港を散策 せっつ・やまと<阪九フェリー>(1)

「せっつ」の総トン数は1万6292トン。航海速力23.5ノットで航海する

日本初の長距離カーフェリー航路を就航

北九州市門司(もじ)区に本社を構える「阪九フェリー」は、1968年に九州~阪神間に日本初の長距離カーフェリー航路を就航した。現在も新門司港と神戸(兵庫)、泉大津(大阪)を結ぶ2航路で毎日運航している。

今回乗船した「やまと」は全長195メートル、旅客定員663人。5~7階は客室と共有スペースで、ロビーは最上階まで吹き抜けだ。デラックスシングルの客室に入ると、洗面台も付いていてホテルのよう。

スタンダード客室は、相部屋の和室・洋室、個室のシングルがあり、デラックス客室は洗面台・トイレ付きの洋室・和室・和洋室などを用意。さらに、バス・トイレ付きのスイートとロイヤルもそろう。貸切料金を追加すれば、どの部屋もシングルユースができる。

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デラックスシングルは、イスとテーブル、テレビ、ポット、洗面台がある

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フェイスタオルや浴衣、歯ブラシなどアメニティーが充実

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客室のドアは2次元コードで解錠する

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スタンダード洋室。レディースルームは2次元コードで解錠し、入室する。女性のひとり旅でも安心

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相部屋のスタンダード和室はバリアフリー。14人定員で2室ある

夕食は6階のレストランへ。カフェテリア式で、ズラリと並ぶ料理を選んでトレーに載せ、まとめて会計。サーバーにジョッキを置くと、ジョッキの底からビールが注がれる「トルネードビール」の演出も楽しい。脂ののった宮崎産の黒瀬ブリの刺し身、長崎の郷土料理・皿うどんといった九州グルメの食も進む。カウンター席は海に面していて、神戸の街の明かりにも癒やされた。


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和洋中の料理が味わえる6階レストラン。九州のブランド魚やご当地グルメ、鉄板焼きなども見逃せない

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黒瀬ブリの刺し身890円、皿うどん780円、トルネードビール820円

7階後方には男女別の大浴場があり、併設の露天風呂では潮風を感じながら優雅に月を見上げた。大浴場の周辺には展望ロビーやデッキがあり、風呂上がりにのんびりするのにうってつけだ。神戸発便では、日~木曜は19時30分頃、金・土曜は21時頃にライトアップされた明石海峡大橋を通過する。展望ルームは6階の船首部分にもあり、航海中は照明が抑えられた落ち着いた雰囲気なのもいい。

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海上の露天風呂は開放感たっぷり

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大きな窓のある広々とした大浴場。24時間利用できるシャワー室も備わる

5階には案内所や売店のほか、ゲームコーナーやマッサージ機(15分200円)、カラオケルーム(3000円)、ペットルームなどを備え、各階には自動販売機もある。翌朝は船内で焼いたできたてパンとコーヒーを売店で購入。展望ロビーで行き交う船を見ながら味わい、下船した。

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5階売店では、九州・関西土産や阪九フェリーグッズを購入できる

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「ふねこ」と友だちの「せつこ」「みけやん」のぬいぐるみ各2420円

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売店では朝食に焼きたてパンを販売。前夜に予約もできる

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プレミアムウインナーロール290円、コーヒー(レギュラー)200円

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船の中央にあるロビーは、5~7階が吹き抜け

文/児島奈美

【フェリーひとり(一人)旅】夜の瀬戸内海を船上で過ごし、レトロな門司港を散策 せっつ・やまと<阪九フェリー>(2)へ続く(6/17公開)

せっつ・やまと

◉運航ダイヤ
神戸 
18:30発(金・土曜は20:00発)🚢翌日07:00着(金・土曜出発は翌日08:30着) 新門司
新門司 
18:40発(金・土曜は20:00発)🚢翌日07:10着(金・土曜出発は翌日08:30着)
 神戸

◉料金(大人1人)
A期間※/神戸~新門司
デラックスシングル/1万2210円
スタンダードシングル/1万230円
スタンダード洋室/8690円
スタンダード和室/7590円
自動車5メートル未満/2万4640円
※5月~6月のA期間:5月7日~6月30日(5月8日~6月9日は定期検査による欠航日あり)
※すべての客室とA期間以外の料金、定期検査による欠航日はホームページで👉こちら

◉アクセス
新門司フェリーターミナル=山陽新幹線小倉駅から連絡バス35分、新門司フェリーターミナル下車すぐ/九州道新門司ICから3キロ
神戸フェリーのりば(六甲アイランド)=六甲ライナーアイランド北口駅から連絡バス7分、神戸フェリーのりば下車すぐ/阪神高速湾岸線六甲アイランド北出口からすぐ

◉問い合わせ
阪九フェリー予約センター/TEL:0570-01-8989

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※読売旅行の旅行プランは👉こちら


※記載内容はすべて掲載時のデータです。

(出典:「旅行読売」2026年6月号)
(Web掲載:2026年6月16日)


Writer

児島奈美 さん

神戸生まれ。学生時代にバイクで北海道、九州、信州を巡って旅に目覚め、約40か国渡航。1か月のキャンプ旅でも太って帰ってくる食いしん坊で、現在は、旅・グルメ・人物インタビューを中心に、ガイドブックや雑誌、Webなどの制作に携わる。「旅行読売」ではルポがメイン。鉄子や歴女の道も着々と歩む。

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