置くと試験にパス!! 宮城県南三陸町の神社に「オクトパス君」縁起スポット
オクトパス君
タコが英語でOCTOPUSであることにちなむ
「置くと試験にパス」ということで、合格祈願の縁起物として人気なのが、宮城県南三陸町で2009年から生産されている「オクトパス君」の置物。タコが英語でOCTOPUSであることにちなむ。
地域住民の雇用創出にも役立つ
同町志津川湾は、「西の明石、東の志津川」と並び称されるほど有名なタコの産地。11年3月11日の東日本大震災後、町内の山間部にある入谷地区のYES工房で製作され、地元住民の雇用創出にも役立っている。
工房を拠点に、町民有志が地域振興のために結成した「南三陸復興ダコの会」が活動している。
工房近くの入谷八幡神社には巨大なオクトパス君が鎮座。また、オクトパス君の絵馬(絵ダコ)が多数掛かり、「最後の神頼みならぬ、タコ頼み」の合格祈願スポットとしての知名度も上昇している。
町民有志による南三陸復興ダコの会(電0226・46・5153)は、南三陸を明るく楽しく元気にすることを目的に活動している。復興イメージキャラクターの「オクトパス君」グッズの累計製作数は10万個以上。「まゆ細工」や「木製品(レーザークラフト)」の製作販売や体験教室(要予約)も行っている。詳細はウェブサイトhttp://ms-octopus.jp/で。
出典:「旅行読売」2019年4月号