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世界遺産の古代遺跡を訪ねて 日本を含めまだまだある魅力的な遺跡

場所
> 青森市、堺市、羽曳野市
世界遺産の古代遺跡を訪ねて 日本を含めまだまだある魅力的な遺跡

三内丸山遺跡で復元された大型竪穴住居の内部


魅力的な世界遺産の遺跡は、まだまだある。古代ローマの町がそのまま残るポンペイ(イタリア)は、保存度としては世界屈指。映画「インディ・ジョーンズ」の舞台にもなったペトラ(ヨルダン)は、違う惑星に来たかのような雰囲気に圧倒される。ジャングルに残されたマヤ遺跡・ティカル(グアテマラ)なども、旅行者の人気は高い。


2019年に世界遺産に登録された百舌鳥・古市古墳群

2019年に世界遺産に登録されたのが、百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群。筆頭格の仁徳天皇陵(大仙陵古墳、大阪府堺市)は、墳丘長525mと巨大で、クフ王のピラミッド、始皇帝陵(中国)と並ぶ「世界三大墳墓」の一つとも称される。残念ながら宮内庁管理で立ち入りができないが、濠に沿った2.7キロの周遊路を歩けば、その大きさを体感できるだろう。応仁天皇陵(誉田山古墳、同羽曳野市)も、墳丘長425メートルとかなりの規模だ。


注目される北海道・北東北の縄文遺跡群

国内最大級の縄文遺跡三内丸山遺跡
国内最大級の縄文遺跡三内丸山遺跡

北海道・北東北の縄文遺跡群も注目。2019年度の世界文化遺産推薦候補に選定され、順調にいけば2021年に世界遺産に登録される。最大の目玉は、国内最大級の縄文遺跡である三内丸山遺跡。青森市郊外の高台にある、約5000年前の集落跡だ。竪穴住居跡や掘立柱建物跡、墳墓、貯蔵穴、道路跡などが見つかっており、その一部が復元されている。訪れてみると、縄文時代の生活が想像以上に豊かだったことを知り、驚かされることだろう。


 


復元された掘立柱建物
復元された掘立柱建物

近年注目度が上がっているのが、大湯環状列石(秋田県鹿角市)。日本最大のストーンサークルで、世界遺産に登録されれば訪れる人も急増しそうだ。(了)

イタリア政府観光局 http://visitaly.jp/

ヨルダン観光情報 http://jp.visitjordan.com/

グアテマラ観光情報(スペイン語) http://www.visitguatemala.com/

百舌鳥・古市古墳群 http://www.mozu-furuichi.jp/

北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群 http://jomon-japan.jp/

(出典: 「旅行読売」2018年7月号)

日本の世界遺産関連ツアーはこちら

https://www.yomiuri-ryokou.co.jp/kokunai/heritage/


Writer

鎌倉淳 さん

1969年、東京都生まれ。旅行総合研究所タビリス代表。放送局記者を経て、世界の観光エリアや航空・鉄道に関する取材を続けている。著書に「死ぬまでに一度は行きたい世界の遺跡」(洋泉社)など