お得な露天付き客室8選 ~関東(2)~
「鹿覗キセキノ湯つるや」の客室露天風呂一例
鹿覗キセキノ湯つるや(群馬)
四万温泉発祥の地とされる地区にあり、数寄屋造りの「和邸 山王院」と、レトロモダンの「別邸 美月庵」からなる。全15室のうち13室が露天風呂か半露天風呂付き。平日、露天風呂付き客室に部屋指定なしで宿泊する場合のみ1泊2食1万円台で泊まれる。「鹿覗きの湯」など三つある露天風呂も無料で貸し切り可。
客室はベッドとバスルームを備えた部屋のほか、展望露天風呂付き、陶器製の風呂付きなど、広さや眺めを含めすべて異なる。
部屋出しの夕食は、群馬県産の野菜や上州牛、川魚などを使った会席料理。春は山菜、夏はアユ、秋はキノコ、冬は鍋など、季節によって内容は変わる。
ナチュラルファームシティ農園ホテル(埼玉)
秩父の街並みを見下ろす場所に立つ農園ホテルで、宿泊中は直営農園で農業体験もできる。展望大浴場からは雄大な秩父連山が眺められ、夜は秩父市街の夜景を楽しめる。露天風呂を併設し、サウナや休憩室も完備している。
本館には、露天風呂付きの和室と和洋室がそれぞれ3室ある。和室6畳+ツインの和洋室は、広さが50平方㍍以上とゆとりある造り。露天風呂があるウッドデッキも広々としている。
本館宿泊者の夕食メニューは、埼玉県産の食材や、直営農園などで採れた新鮮な野菜を使った料理。和洋会席のほか、中医学理論に基づいた薬膳料理や、マクロビオティック料理、洋食コースも選べる。
美味しい温泉夢みさき(千葉)
千倉の海岸線を走る海岸通り沿いに立ち、浴室や客室から海の眺めが楽しめる。客室のタイプはバリエーションに富み、35室のうち30室が露天風呂付き。豪華な特別室や洋室、和室、和室・ツインから選べる。いずれのタイプもマッサージチェアや大型テレビを備えている。個人客を大切にするというポリシーから、団体の宿泊は断っている。
ヒノキの湯船がある和風庭園大浴場「夢咲岬」と、御影石造りの湯船の洋風庭園大浴場「華咲岬」もあり、ほぼ24時間利用できる。
海のそばの宿だけに、食膳に並ぶ房総の海の幸は絶品。さらに全国から選び抜いて仕入れた食材を用いた料理も味わえる。
鴨川グランドホテル(千葉)
太平洋を望むリゾートホテルが、2019年12月にリニューアルオープン1周年を迎えた。これを記念して、2020年2月29日までディナーバイキングプラン(1泊2食1万9950円~、12月28日~1月4日を除く)を用意している。宿泊するのはプレミアムフロアで、客室は露天風呂付き(貴賓室のみ展望ヒノキ風呂)。全室、太平洋を望むオーシャンフロントだ。
大浴場「海の回廊」は岩盤浴などを備えた複合温泉施設。開放感にあふれ、海を間近に感じられる。このほか、三つの貸切露天風呂もある。
料理は南房総ならではの海の幸や里の幸が並ぶ和洋食の「ネオ・ジャパニーズ・ブッフェ」。