たびよみ

旅の魅力を発信する
メディアサイト
menu

関越交通の直通バスで行く 尾瀬ハイキング【群馬県片品村】

場所
関越交通の直通バスで行く  尾瀬ハイキング【群馬県片品村】

初めて尾瀬を歩くという人には、首都圏から夜行バスで尾瀬戸倉まで行き、鳩待峠から尾瀬ヶ原まで行って戻る日帰りコースがおすすめだが、尾瀬の魅力を味わい尽くすには、やはり山小屋で一泊するプランがベストだ。

今回は、尾瀬ヶ原だけではなく尾瀬の穴場ともいえる、ふたつの名瀑に足を運ぶ1泊2日コースを紹介する。やや健脚向きなので、余裕をみた計画で臨みたい。

尾瀬へのアクセスは、関越交通の新宿発着の高速バス「尾瀬号」利用が最も便利だ。尾瀬の玄関口・尾瀬戸倉までわずか3時間55分。乗り換えなしで、しかも電車や車よりもリーズナブル。尾瀬戸倉から連絡バスに乗り換えれば、ハイキング起点の鳩待峠に到着する。


1日目。まずは尾瀬ヶ原を存分に満喫したい。燧(ひうち)ヶ岳や至仏(しぶつ)山を眺めながら広大な湿原を歩くのは言葉にできないほどの充実感を得られる。特に6月初旬のミズバショウと7月中旬のニッコウキスゲは数も多くて圧巻。大小の池塘(ちとう)が作る景観も見事だ。

尾瀬ヶ原北東端にある温泉小屋で一泊するが、正午頃までに到着できれば、その奥にある平滑ノ滝と三条ノ滝に足をのばそう。アップダウンがある道だが、滝はどちらも一見の価値あり。一方、到着が午後になるようであれば、翌朝に往復する方がよい。

2日目は、下田代十字路から竜宮十字路を経由して山ノ鼻、さらに鳩待峠に戻る。尾瀬戸倉から尾瀬号で帰途に就こう。

■山小屋情報
尾瀬の山小屋は、すべて要予約。特に混雑する日は、なるべく避けるか、早めに予約したい。クレジットカード不可。

[温泉小屋]硫酸塩泉の温泉で汗を流せる人気の山小屋。
1泊2食付き1万1550円(3人1室利用の場合)。食事は夕食+朝食か、夕食+お弁当から選べる。TEL:080-6601-3394

【尾瀬の問い合わせ】片品村観光協会 TEL:0278-58-3222

■尾瀬号について
バスタ新宿発着 昼行2便、夜行1便
バスタ新宿⇒尾瀬戸倉 片道3800円~4200円
※詳しい時刻や料金、乗車券購入方法などは、関越交通ホームページでご確認ください。

【尾瀬高速バス案内センター】
TEL:0120-53-0215(8時30分~17時30分/無休)

読売旅行のハイキングツアーはこちらから。

Writer

旅行読売出版社 メディアプロモーション部 さん

Related stories

関連記事

Related tours

この記事を見た人はこんなツアーを見ています