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ひとり“極上宿”へ(1)

ひとり“極上宿”へ(1)

「ザ レイクビューTOYA 乃の風リゾート」のインフィニティな露天風呂

ひとり心落ち着く場所、美味しいと感じる料理、素敵と思える景色……そんな、自分好みの時間をのんびりと過ごせる宿こそ、自分にとって本当の「極上宿」。個性が光る魅力的な宿をバラエティー豊かに厳選しました。あなた好みの「極上宿」を見つけてください。

ザ レイクビューTOYA 乃の風リゾート 

北海道・洞爺湖温泉にある。「“便利で選べる” 自由な過ごし方のできる温泉リゾート」がコンセプトで、全111室がレイクビュー。雄大な羊蹄山(ようていざん)を眺め、エステを楽しみ、ペット同伴で宿泊できたりと、優雅な気分で過ごせる。最上階にある温泉は、湖面と一体になったような露天風呂のほか、大浴場、貸切風呂もある。昭和の銭湯をイメージした「昭和乃湯」は、羊蹄山や洞爺湖のペンキ絵や番台で演出。夕食は北海道の幸満載のブッフェ料理で、シェフが客席で料理を取り分ける「ワゴンサービス」も人気。

ザ レイクビューTOYA 乃の風リゾート 宿泊プランはこちらから。

客室からも洞爺湖を一望
客室からも洞爺湖を一望

<問い合わせ>

ザ レイクビューTOYA 乃の風リゾート

TEL:0570-026-571

 

星野リゾート 青森屋

青森県・古牧温泉にあり、青森文化を体感できる温泉リゾート。「のれそれ(青森の方言でめいっぱいの意味)青森~ひとものがたり」がコンセプトの236室の宿だ。毎晩、本物の祭りで使う山車が展示された会場でねぶた祭のショーを開催。青森ヒバ造りの内風呂や池に浮かぶ露天風呂は源泉かけ流し。郷土のビュッフェ料理も人気だ。

池に浮かぶような露天風呂「浮湯」
池に浮かぶような露天風呂「浮湯」

<問い合わせ>

星野リゾート 青森屋

TEL:0570-073-022

 

おおみや旅館

山形・蔵王温泉にあり、創業1000年以上の時を刻む歴史ある宿。木造3階建て、全館畳敷きで、階段まで畳敷きにこだわる。竹久夢二の作品やレトロな調度品を配し、大正ロマンを意識した造りになっている。自家源泉は浴室と隣り合う石垣の壁面から自噴し、直接浴槽にかけ流し。硫黄の香りが漂う乳白色の強酸性の湯は、玉子型をした木造りの玉子風呂や泡風呂、露天風呂などで楽しめる。宿泊客は温泉街にある2軒の姉妹館と三つの共同浴場にも、無料で入れる。夕食は旬の食材を生かした創作会席料理。

おおみや旅館 宿泊プランはこちらから。

白濁湯あふれる玉子風呂
白濁湯あふれる玉子風呂

<問い合わせ>

おおみや旅館

TEL:023-694-2112

 

仙台ロイヤルパークホテル

仙台の中心街から車で30分ほど、仙台泉アウトレットに隣接している。広大な英国式庭園を有し、ヨーロッパの趣を感じる外観も印象的だ。館内や客室もヨーロッパ風の装飾、調度品で統一し、洗練された風格が漂う。庭園を眺める宿泊者ラウンジでは、時間帯に応じて菓子や食前酒を提供。夕食は、宿泊プランにより中国料理やコース料理などさまざまだ。朝はヨガレッスンも行われ、非日常な雰囲気を楽しみながら朝食をテラスでとることもできる。

仙台ロイヤルパークホテル 宿泊プランはこちらから。

四季を通じて楽しめる庭園
四季を通じて楽しめる庭園

<問い合わせ>

仙台ロイヤルパークホテル

TEL:022-377-2111

 

三木屋 参蒼来

1931(昭和6)年創業の山形・かみのやま温泉「三木屋」が、「山形の自然旅館」をテーマに2020年リブランドオープン。モダンな雰囲気の総平屋造りで、全13室。源泉はメタケイ酸が豊富で、蔵王連峰を望む内風呂と露天風呂にかけ流す。夕食は、蔵王牛ステーキがメインの会席料理だ。アルコール(一部除く)も含めバーやダイニングでのドリンクが無料になるインクルージブプランも人気だ。敷地内には、ガゼボやガーデンチェア、グランピングベッドが点在し、ひとり気ままな時間を楽しめる。

落ち着いた平屋造りにリニューアル
落ち着いた平屋造りにリニューアル

<問い合わせ>

三木屋 参蒼来

TEL:023-672-1511

 

向瀧

会津藩の湯治場として使われていた保養所を引き継ぎ、福島・東山温泉に1873(明治6)年に創業。木造旅館で、1996年に国の登録有形文化財第1号になった。千鳥破風の玄関からして風格が漂う。客室は全24室で、すべて間取りや工法が異なり床柱、天井、欄干などに職人技を感じる。風呂は男女それぞれ大浴場が2種あり、ほかに空いていれば自由に入れる3種の貸切家族風呂もある。いずれも源泉かけ流しだ。ひとり泊は公式ホームページのみで受け付け、川向きの客室を利用できる。

明かりの漏れる夜の雰囲気も趣深い
明かりの漏れる夜の雰囲気も趣深い

<問い合わせ>

向瀧

TEL:0242-27-7501

ひとり“極上宿”へ(2)の記事へ。


(出典「旅行読売」2021年5月号)

(ウェブ掲載2021年5 月21日)

Writer

安部晃司 さん

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