客室露天から東大寺を
露天風呂が付いた客室「401」
町家で優雅にひとり時間
奈良市にある宿「奈良町家 和鹿彩 別邸」は、梁の太い奈良格子(法蓮格子)を随所に取り入れた4階建てで、12室からなる和モダンな宿。ホテルニューわかさの別館として、2014年にオープンした。東側に東大寺と奈良公園が広がる好立地だ。
館内は畳敷きで、い草の感触が心地良い。ひとり泊は3、4階に各1室あるツインルームを利用。客室の外に陶器製の露天風呂が付き、入浴しながら東大寺大仏殿の屋根と若草山を眺められる。4階に大浴場がある。ひとり泊プランは素泊まりのみだが、プラス料金でほうじ茶で炊いた大和茶粥が付いた朝食を用意。空いていれば、個室でひとりゆっくりと味わえる。
ひとり思索にふけるなら、朝や夜の奈良公園の散策がおすすめ。朝は朝拝する春日大社の神職の大祓詞(祝詞の一つ)が聞こえ、夜なら東大寺二月堂の灯籠や行燈の明かりが幻想的だ。
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