姫路駅の名物そば&弁当を自宅で
姫路駅名物えきそばイメージ
日本初!「まねき」の幕の内弁当
山陽線姫路駅で人気のえきそばを提供する「まねき食品」では、名物そばを自宅でも味わってもらおうと「まねきの冷凍えきそば」を開発、販売している。
まねき食品は、明治21年に店名「まねき」として創業。山陽鉄道の開通にあたり、翌年から姫路駅構内で弁当やお茶を販売したのが始まりだ。経木の折箱に入れた幕の内弁当を考案し売り始めたのも、「まねき」が日本で初めてだ。
自宅で本格的な味を
そばの製造を始めたのは昭和24年。今日では姫路駅の代名詞になるほど人気となった。和風だしに中華麺の独創的なそばで、誕生より70年余も経つ。今回、つるっとしたのど越しと途中で切れない歯応えある食感を冷凍で再現し、自宅でも楽しめるように販売を始めた。1食390円(店頭、本社のみで販売)で、同社オンラインショップでは6食セット(2340円・送料別)などを売っている。
冷凍弁当6種で旅行気分を
同オンラインショップでは「姫路のふるさとセット」と題し、冷凍えきそば4食のほかに、おうち駅弁(但馬牛めし、穴子めし、おかめ弁当)の3食をセットにして販売もしている(4360円・送料別)。
弁当に特化すると、2021年5月15日から同オンラインショップでご当地グルメ冷凍弁当「全国旅気分」の販売を始めた。これは各地の名物をまねき食品オリジナルの味付けで仕上げた弁当で、計6種を提供している。「鮭ほたてめし」(6900円、北海道)、「ゴマだれ牛たん弁当」(6900円、東北)、「かにおこわ」(9600円、北陸)、「ふるさと兵庫 神戸牛牛めし」(9000円、近畿)、「せとのかきめし」(7500円、瀬戸内海)、「明太子かしわめし」(4800円、九州)のラインナップだ。すべて6食入りで、これらが1種1食ずつ入った「全国旅気分セット」(7450円)もおすすめだ(すべて送料別)。
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*2021年4月5日発売 定価1000円(税込)
Writer
全国を取材で巡ること約30年。得意なテーマは「温泉」で、北海道・稚内温泉から沖縄・西表島温泉まで500湯・2000軒以上は訪れている。特に泉質は硫黄泉が好きで、湯上りに体を拭かず自然乾燥させるのがモットー。帰宅後、体に付着した硫黄成分が湯船に染み出して白濁する様子を見るのが好き。最近は飲泉への興味が強く、「焼酎割に適した温泉は?」を掲げて最高の一杯を探し中。旅行読売出版社・編集部に所属。