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駅を守りたい! 廃駅のホーム材を使用したふるさと納税返礼品

場所
> 比布町
駅を守りたい! 廃駅のホーム材を使用したふるさと納税返礼品

1980年(昭和55年)のテレビCMで一躍有名になった北海道の比布(ぴっぷ)町が、廃止された駅のホーム材を使用したふるさと納税の返礼品を企画して話題になっている。

同町は、2021年3月に廃駅となったJR宗谷本線の北比布駅と南比布駅のホームに使用されていた鉄骨(古レール)と床板を利活用した記念盾(タテ300㎜×ヨコ200㎜)を制作。15㎜の厚さに切断した鉄骨を、床板に使用していた板に組み合わせたもので、おもしろいのが北比布駅と南比布駅で使われていた床板の厚さが微妙に違うこと。北比布駅は厚さ20㎜、南比布駅は25㎜。1個あたり3万円以上の寄付金額で返礼品として受けられる。各駅50個限定で、3月25日(金)17時から受付開始。

寄付金は、今も廃駅の対象とされている蘭留(らんる)駅の町の維持・管理費用に活用するという。少しでも既存の駅を存続させたいという町の強い思いが込められている。

問い合わせは、比布町役場総務企画課まちづくり推進室地域政策係/電話:0166-85-4802

 


Writer

伊藤健一 さん

1972年12月生まれ。東京都文京区出身。学生時代に一般旅行業務取扱主任者(当時)の資格を取得して旅行会社を目指すも、なぜか出版社に就職。お酒が好きで、休みの日は朝から日本酒を飲んでいる。

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