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北斎コレクションで名高い、島根県立美術館がリニューアル

場所
> 松江市
北斎コレクションで名高い、島根県立美術館がリニューアル

宍道湖のほとりにたたずむ水辺の美術館

 

県外不出の貴重な北斎コレクション

松江市の宍道湖畔に立つ島根県立美術館が、2021年5月から約1年間の大規模改修工事を終え、リニューアルオープンした。ロビー天井の耐震化や設備の長寿命化などに加え、湖畔の美術館ならではの「水を画題とする絵画」をゆったり鑑賞できる「水辺の展示室」を新設。

新設された「水辺の展示室」

さらに、2500件を超える、国内外でも有数の北斎コレクションを、常時30点ほど入れ替えながら楽しめるよう、展示室2を「北斎展示室」としてリニューアルした。

なお、この北斎コレクションの中核を成すのが、津和野町出身の北斎研究者・永田生慈氏寄贈の「永田コレクション」。島根県立美術館と県立石見美術館( 益田市)でしか見られない、〝県外不出〞の貴重な作品群だ。

毎日10時〜12時は新「かぞくの時間」と題し、「こどもといっしょの鑑賞優先時間」などを拡大するほか、湖を眺めながらフレンチが楽しめるレストランもオープンした。

問い合わせは、島根県立美術館 TEL:0852-55-4700


(出典:旅行読売2022年9月号掲載)

(WEB掲載:2022年9月8日)


Writer

中 文子 さん

神戸生まれの大阪育ち。学生時代に旅に目覚め、アジア(おもに中国)や国内各地を探訪。旅を仕事にできたら面白そうだ!と旅行読売出版社に入社。広告課、編集部、メディアプロモーション部(広告)を経て、22年4月からメディア編集部所属。現在は、小1の壁と向き合いながら時短勤務中。温泉とお酒、楽器演奏が大好き。

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