福井県立恐竜博物館がこの夏、大規模リニューアル!
大迫力の大型3面スクリーン(イメージ。特別展開催時は観覧できません)
日本初公開の恐竜のミイラ化石も展示
大規模な増改築工事で休館中の福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)が、7月14日、リニューアルオープンする。
リニューアルでは卵型ドームを新設し、高さ9メートル、幅16メートルの大型スクリーン3面に、実物大の恐竜が動き回る世界を投影。恐竜化石の組み立てや分析ができる体験型コンテンツも登場する。
既存棟も常設展示室に陳列する化石を充実させた。目玉となるのは、日本初公開となる草食恐竜「ブラキロフォサウルス(後期白亜紀)」のミイラ化石。保存状態の素晴らしさからギネス世界記録に登録されており、米・モンタナ州の
グレートプレーンズ恐竜博物館から10年間借り受けた。
常設展の観覧料は一般1000円(同館ホームページから事前購入)。
リニューアルオープンに合わせ、えちぜん鉄道では、勝山永平寺線の福井発勝山行きの直行便で、ラッピング観光列車を運行する。
詳細は福井県立恐竜博物館ホームページ、えちぜん鉄道ホームページで。
文/天野久樹
(出典:「旅行読売」2023年8月号)
(Web掲載:2023年7月1日)