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鉄道旅に誘う「青春18きっぷ」ポスター 回顧展(1)

場所
鉄道旅に誘う「青春18きっぷ」ポスター 回顧展(1)

「ああ、ここだ、と思う駅がきっとある。」

釧網(せんもう)本線の川湯温泉駅(北海道)。あなたの駅からすべての駅へ。この年は改札から印象的な風景が見えるシリーズ。1999年夏のポスター

 

「青春18きっぷ」ポスターの‟名作”を振り返る

春・夏・冬休みの鉄道旅のアイテムとして定着している「青春18きっぷ」は2022年、1982年の発売開始から40周年を迎えた。毎年、発売時期ごとにJR駅に貼られるポスターも、ファンにとっては風物詩の一つであり、旅情に満ちた鉄道風景とキャッチコピーの組み合わせが、忘れがたい‟名作”の数々を生んできた。

鉄道旅行の広告としては、JR東日本「JR SKISKI」やJR東海「そうだ 京都、行こう。」などと並ぶ代表的な存在だが、大きく異なるのは「青春18きっぷ」のポスターは、JRの6社によるもので、きっぷの利用範囲である全国のJR路線・駅が撮影地になりうる点だ。登場エリアが毎回異なる楽しさがある。

画像提供/JRグループ

 

鉄道旅に誘う「青春18きっぷ」ポスター 回顧展(2)へ続く

「前略、僕は日本のどこかにいます。」何度か撮影地に選ばれている予讃線の下灘(しもなだ)駅(愛媛)。旅情あふれるコピーが秀逸。2000年冬のポスター
「初めてに、年齢制限はありません。」北上線のゆだ錦秋湖―ほっとゆだ駅間(岩手)。「年齢制限はありません」シリーズ。2007年夏のポスター
「出会いに、年齢制限はありません。」 瀬戸大橋線の宇多津―児島駅間(香川)。「年齢制限はありません」シリーズ。2008年春のポスター
「『ゆっくり行きましょう』と列車に言われた夏でした。」開聞(かいもん)岳を背に指宿(いぶすき)枕崎線の大山―西大山駅間を走る列車。後者はJR最南端の駅(鹿児島)。2010年夏のポスター

Writer

たびよみ編集部 さん

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