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【私の街の路面電車】富山駅を通って市の南北をつなぐ 富山地方鉄道市内電車

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【私の街の路面電車】富山駅を通って市の南北をつなぐ 富山地方鉄道市内電車

富山城の前を走行する環状線(写真/富山地方鉄道)

 

富山市民や観光客の身近な移動手段

富山駅を中心に、富山市の南北や富山大学のある西部を結ぶ富山地方鉄道市内電車は、市民の身近な移動手段として定着している。5分~15分間隔で運行され、運賃は210円均一なので、観光客も利用しやすい。

公共交通を軸としたコンパクトなまちづくりを目指す富山市は、2006年、JRから引き継いだ富山港線を日本初の本格的LRT(エルアールティー)として整備。09年には市中心部に環状線が開通、さらに20年に南北の路線がつながるなど、着実に路面電車の整備を進めてきた。富山駅電停がある北陸新幹線高架下を、各方面の路面電車が頻繁に出入りする風景は、電車好きならずとも楽しい。

丸の内電停近くには、富山の特産品の鱒寿(ず)しの店舗が集まっており、昼食タイムにはもってこいだ。ガラスやアルミを組み合わせた外壁が特徴的な富山市ガラス美術館では現代アートをじっくり味わいたい。

北前船の寄港地として栄えた港町岩瀬は、レトロな雰囲気が漂う。北前船廻船問屋の住宅のほか、蔵を生かした店舗やギャラリーなどが軒を並べ、タイムトリップしたようなたたずまいだ。

文/出口由紀

 

■モデルコース

<富山駅>
↓ 5分
<丸の内>
川上鱒寿し店、城址公園
↓ 11分
<中町(西町北)>
富山市ガラス美術館
↓ 36分
<東岩瀬>
岩瀬の街並み
↓ 28分
<富山駅>

 

富山地方鉄道市内電車沿線の見どころ

川上鱒寿し店

1923年から続く老舗。ほんのり軟らかいマスと酢飯が優しい味わい。

■6時30分~18時30分/火曜休/丸の内電停から徒歩2分/TEL:076-432-5129

※掲載時のデータです。

 

 

富山市ガラス美術館

国内外の現代グラスアート作品を展示。隈研吾氏が設計した「富山キラリ」の中にある。

■9時30分~17時30分(金・土曜は〜19時30分)/第1・3水曜休、年末年始休/常設展200円/中町(西町北)またはグランドプラザ前電停から徒歩2分/TEL:076-461-3100

※掲載時のデータです。

 

岩瀬

北前船交易で財を成した豪商の家屋や蔵などの建物が残る港町。

■北前船廻船問屋森家、馬場家:9時~16時30分/ 年末年始休、その他臨時休あり/東岩瀬駅から徒歩10分/森家・馬場家共通券180円/TEL:076-437-8960(森家)、076-456-7815(馬場家)

※掲載時のデータです。


富山地方鉄道

●開業:1913年
●営業距離:15.3キロ
●停留場数:39
●「市内電車・1日ふりーきっぷ」:650円。市内電車と富山駅前から280円区間のバスが乗り放題
●問い合わせ:富山地鉄テレホンセンター/TEL:076-432-3456

(出典:「旅行読売」2023年9月号)
(Web掲載:2023年9月9日)

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Writer

出口由紀 さん

美味しいものには目がないライター。その土地の空気の中で味わう新鮮な特産品や郷土料理は、旅ならではの醍醐味だと思っている。最近感動したのは、生でかじった北海道の白いトウモロコシと夏の日本海の岩ガキ。土地それぞれの言葉を聞くのも好きで、一期一会の出会いと会話を楽しみながら旅をする。

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