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乗り物を乗り継ぎ別天地へ! 立山黒部アルペンルート[富山県]

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乗り物を乗り継ぎ別天地へ! 立山黒部アルペンルート[富山県]

立山黒部アルペンルートは富山県の立山駅と長野県の扇沢駅を結び、北アルプスを横断する世界有数の山岳観光ルート。

ケーブルカーやロープウェイ、バスなど、さまざまな乗り物を乗り継ぐ間に、標高3015メートルの立山をはじめ、弥陀ヶ原、大観峰、黒部ダムなどの絶景が次々と目に飛び込んでくる。

水量と轟音に圧倒される黒部ダムの観光放水(6月26日~10月15日)

 

富山県側の初夏のハイライトは「雪の大谷」。立山有料道路の室堂ターミナルの手前、約500メートルを歩いて通り抜ける(6月25日まで、9時30分~15時)。道の両側に高さ10メートルを超える雪の壁がそそり立ち、積雪の多い年には最も高い地点は20メートル近くになる。

雪の大谷の外側には遊歩道が造られ、期間限定で剱岳など冠雪する山々を眺めながら大雪原を歩ける。

みくりが池の例年の雪解けは5月下旬から

 

室堂から徒歩数分、みくりが池の残雪が解けるとコバルトブルーの湖面に立山が映る絶好の撮影スポットとなる。室堂周辺では、6月25日までさまざまなイベントが開催されている。

今年で開催30周年 2023 立山黒部・雪の大谷フェスティバル 4月15日~6月25日

大観峰の雪をアーチ状に除雪した「雪のトンネル」。5月上旬~6月中旬(予定)

 

主なイベント

立山ユキテラス 

専用のテラスで飲み物を。 

5月21日までの土・日曜、祝日/10時~15時

除雪車展示 

ロータリ除雪車と除雪用ブルドーザを展示。 

6月25日まで/9時30分~15時

オリジナル絵はがきスタンプラリー 

室堂周辺に設置された四つのスタンプを集めると絵はがきが完成する。(1枚200円)

5月22日~6月25日

 

イベント一覧はこちら

立山連峰を仰ぎ見ながら走る富山地方鉄道(車両はダイヤにより異なる)

 

富山県側の玄関口・立山駅までは、JR富山駅に隣接している富山地方鉄道の電鉄富山駅から約1時間。コロナ禍で運休していた特急が復活し、より便利になった。

東京駅6時16分発の北陸新幹線から特急に乗り継げる。

旬のネタを使った10貫の寿司に汁物が付く富山湾鮨

 

富山市内での食事は、「天然の生けす」といわれる富山湾の新鮮な魚介類を味わえる「富山湾鮨」がおすすめだ。富山市に泊まって、県内を巡ろう。

富山駅の北にある富岩運河環水公園は遊覧船でクルーズできる

<交通>

(富山駅まで)

東京駅から北陸新幹線で2時間5分

大阪駅から特急サンダーバードで2時間45分の金沢駅で北陸新幹線に乗り換え20分

 

<問い合わせ>

℡076-444-3200(富山県観光案内)

℡076-481-1500(立山黒部総合案内センター)


おすすめツアー

[電鉄富山駅発着]

立山黒部アルペンルートの最高地点!

標高2450メートル 「室堂」散策ツアー(読売旅行)

設定期間 5月18日~9月29日(日帰り)

旅行代金 6990円

電鉄富山駅(8時~11時発)—(富山地方鉄道)―立山駅—(立山ケーブルカー)―美女平—(高原バス)―室堂(滞在1時間30分~2時間)―(高原バス)―美女平—(立山ケーブルカー)―立山駅—(富山地方鉄道)―電鉄富山駅(16時~19時着)

 

詳しくはこちら

さまざまな車両が並ぶ電鉄富山駅

 

本ツアーでは、富山地方鉄道やケーブルカー、高原バスを乗り継いで室堂を目指し、立山黒部アルペンルートの富山県側を往復する。富山地方鉄道は元西武鉄道「レッドアロー」をはじめ、京阪電車や東急電鉄などで活躍した車両が走っている。(特急の車両はダイヤにより異なる)

 

(出典:「旅行読売」2023年6月号)

(Web掲載:2023年4月28日)

☛魅力がいっぱい!立山黒部アルペンルートへのツアー特集はこちら

Writer

旅行読売出版社 メディアプロモーション部 さん

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