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【鉄印帳の旅】IRいしかわ鉄道

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【鉄印帳の旅】IRいしかわ鉄道

金沢駅から水色を基色としたIRいしかわ鉄道の列車に乗り、石川県と富山県境にある倶利伽羅駅を目指した。

1909年の開業当時から残るという駅舎をあとに、地名のルーツを辿るべく倶利伽羅山へ。約1300年前、この地に渡来したインドの高僧、善無畏三蔵法師が、龍の姿をしたご本尊を安置したのが〝倶利迦羅〞の始まりとされる。倶利迦羅とはインドのサンスクリット語で〝剣に黒龍が巻きついた不動尊〞の意味。このことからご本尊を倶利迦羅不動明王と称し、この山を倶利伽羅山と呼ぶようになった。

おまん茶屋では、おまん小豆を使ったメニューのほか、併設店舗の MOCHA STANDの自家焙煎コーヒーが楽しめる

ご本尊を祀る倶利迦羅不動寺を礼拝し、山頂を吹き抜ける初夏の風に古を感じながら、駅へと戻った。

隣の津幡駅で下車し、おまん茶屋へ向かう。地元の〝おまん伝説〞で伝えられるおまん小豆を使ったあんだんご(1本230円)を昼食とともに味わった。

津幡駅の西側に位置する河北潟は石川県最大の湖。現在はその大部分が干拓地として整備されていて、農産物直売所やハーブ園などが点在する。緑が眩いメタセコイヤ林を通り抜け、夢ミルク館で干拓地内の牧場で搾られた牛乳を味わってから、津幡駅で鉄印をもらう。

IRいしかわ鉄道の鉄印

IRいしかわ鉄道のロゴとスローガンがデザインされたオリジナル版のほか、4月から発売になった人気ゲーム「桃太郎電鉄」コラボ鉄印には武蔵坊弁慶が描かれている。「沿線には歴史的スポットや隠れた名店などがたくさんあります。鉄印を集めていただき、あわせてIRの旅を楽しんでほしい」と総務企画課の油谷寛さん。地元に伝わる伝説に触れ、名産品を堪能できた1日だった。

文・写真/越信行


IRいしかわ鉄道 鉄印

鉄印の記帳は金沢駅IRお客さまカウンター、津幡駅窓口にて。金沢駅IRお客さまカウンター7時~20時、津幡駅窓口5時30分~23時(6時30分~6時50分、14時~14時30分、21時
40~22時10分は係員不在時間あり)/無休
鉄印帳/2200円、鉄印の記帳料/300円(乗車券の提示が必要)
TEL:076-256-0560(9時~17時45分)

(出典:「旅行読売」2023年8月号)
(Web掲載:2023年9月26日)

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Writer

越信行 さん

神奈川県生まれ。全国の駅を撮り歩く駅旅写真家。月刊旅行読売で「駅舎のある風景」を連載中。著書に「生涯一度は行きたい春夏秋冬の絶景駅100選」(山と溪谷社)など

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