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【新・日本の絶景】2024年に見たい絶景 西日本編20選(4)~海渡り、仙人の棚田ほか~

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【新・日本の絶景】2024年に見たい絶景 西日本編20選(4)~海渡り、仙人の棚田ほか~

絶景とは、見る者に忘れがたい印象を残す素晴らしい景色のこと。 そんな佳景を求め見知らぬ地に遊ぶのは、旅の醍醐味の一つです。 あまり知られていない日本の絶景、一度は見たいとっておきの新しい絶景をご紹介します。

王位石<長崎・小値賀町>

社殿の奥に立つ巨石の奇観

五島列島の北、世界遺産でもあるほぼ無人島、野崎島の北端にある。沖(おき)ノ神嶋(こうじま)神社社殿の奥、巨石を組んだような高さ24メートル、幅12メートルの構造物。自然の産物なのか、人工物かどうかも不明。原生林の中から現れる奇観に圧倒される。見学にはトレッキングツアーの利用がおすすめ。

ベストシーズン:11月〜3月
営業:見学自由
交通:佐世保港鯨瀬ターミナルから高速船1時間30分、小値賀港ターミナルで町営渡船に乗り換え35分、野崎港下船 ※王位石へは徒歩約2時間30分。トレッキングツアー1人5500円
問い合わせ:TEL0959-56-2646(おぢかアイランドツーリズム

別府国際コンベンションセンター<大分・別府市>

海と市内を一望する新たなシンボル

展望塔のグローバルタワーは2本の支柱を弧状の柱が支えるユニークなデザイン。地上100メートルのガラス箱のような展望台からは、湯けむり上がる別府市内、別府湾から四国まで望む絶景が見渡せる。建築家、磯崎新(あらた)氏の設計。

ベストシーズン:通年
営業:グローバルタワー9時〜19時(3月〜11月は〜21時)/300円/12月29日〜1月3日休
交通:日豊線別府駅から徒歩20分、または別府駅西口からバス5分、ビーコンプラザ前下車/東九州道別府ICから県道52号経由4キロ
問い合わせ:TEL0977-26-7111
ホームページは こちら
読売旅行の旅行プランは こちら

海渡り<熊本・津奈木町>

陸と島を赤い糸で結ぶアート作品

町の活性化を目指して2021年に始まったアーティスト、五十嵐靖晃氏発案のプロジェクトの一つ。旧赤崎小学校付近から弁天様を祀(まつ)る弁天島まで、干潮時に歩いて渡り、住民の手で赤い糸を張って作るアート作品だ。島と陸をつなぐ100本の糸は壮観。毎年10月に約4週間公開。

ベストシーズン:10月
営業:見学自由
交通:肥薩おれんじ鉄道津奈木駅からタクシー7分/南九州西回り道津奈木ICから県道56号経由7キロ
問い合わせ:TEL0966-78-3114(津奈木町政策企画課)
ホームページは こちら

仙人の棚田<宮崎・椎葉村>

雲海に浮かぶ美しい里山風景

耳川の谷あいの斜面に広がる椎葉村の棚田は、松尾地区にある大イチョウ展望台からの眺めが素晴らしい。朝方は雲海に浮かんでいるように見え、雲海が晴れると神秘的な光景が現れる。田植えが済んだ春と黄金色の稲穂が垂れる秋、イチョウが色づく11月がとりわけ美しい。

ベストシーズン:5月〜6月、9月〜11月
営業:見学自由
交通:日豊線日向市駅からバス2時間30分、上椎葉下車、タクシー(要予約)に乗り換え40分/南九州道日向ICから国道327号経由63キロ
問い合わせ:TEL0982-67-3139(椎葉村観光協会)

古宇利大橋<沖縄・今帰仁村>

青緑色の海を渡る離島への架け橋

2005年に開通した名護市の屋我地(やがじ)島と今帰仁村の古宇利島を結ぶ全長1960メートルの橋。両側にはエメラルドグリーンの海が広がる。南詰にある美(ちゅ)らテラスから眺める夕日も絶景だ。歩道もあり、ゆったり歩くのもいい。

ベストシーズン:通年
営業:見学自由
交通:那覇空港から急行バス2時間30分、今帰仁村役場で四島線に乗り換え10分、古宇利大橋手前で申告下車/沖縄道許田ICから国道58号、県道110号経由20キロ(古宇利大橋南詰展望所)
読売旅行の旅行プランは こちら


※料金等すべて掲載時のデータです。

(出典:「旅行読売」2024年2月号)
(Web掲載:2024年2月18日)


Writer

たびよみ編集部 さん

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