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【ひみつのかき氷】長瀞の天然氷、伊勢の赤福氷、鹿児島の白熊など ご当地かき氷8選

【ひみつのかき氷】長瀞の天然氷、伊勢の赤福氷、鹿児島の白熊など ご当地かき氷8選

縁日の屋台や甘味処、そして家庭で親しまれてきたかき氷が、いま、全国各地で進化中です。天然氷や特製シロップを使ったり、ご当地フルーツやナッツ、クリームをトッピングして見た目も華やか。主役の氷がシンプルだから、店ごとの創意工夫がより光ります。その人気の秘密を探りに出かけましょう。



ハチコオリ<秋田>

  
  

いちじくミルク ◎1500円
築100年を超す古民家店舗が趣たっぷり。果物の旬とともにメニューも変わり、大潟村産イチジクは8月下旬から登場予定。通年提供の「いちご酒粕ミルク」は羽後町の紅ほっぺと銘酒「雪の茅舎(ぼうしゃ)」の酒粕を使った大人の味だ。

営業:季節により変動/7月1日〜9月16日は無休
交通:秋田新幹線秋田駅から徒歩20分/秋田道秋田中央ICから5キロ
住所:秋田市大町6-4-13
問い合わせはこちらの公式サイトから



大福茶屋さわた<熊谷>

  
  

妻沼のキャロットレモン雪くま ◎990円
本殿が国宝の妻沼聖天(めぬましょうてん)山からすぐの甘味処。瓦屋根の古民家で9月中旬までかき氷を提供。ご当地かき氷「雪くま」は名物の「ちーず大福」をアレンジしたものや、7月から加わる地元産無農薬ニンジンを使った爽やかな味など。

営業:9時〜16時30分/月曜(祝日の場合は翌日)休
交通:高崎線熊谷駅からバス23分、妻沼聖天前下車徒歩8分/関越道東松山ICから25キロ
住所:埼玉県熊谷市妻沼1537-2
問い合わせ:TEL 048-589-1124
公式サイトはこちら



阿左美冷蔵 金崎本店<長瀞>

  
  

蔵元秘伝みつ極みスペシャル ◎1600円
1890年から天然氷を作り続ける蔵元。氷は季節によって食感を変えて削り、夏はしゃっきり涼やかな口溶けに仕上げる。写真は和三盆のシロップに、粒あん、抹茶あん、白あんと口直しの梅干しが付く贅沢(ぜいたく)なひと品。

営業:本館10時〜16時30分、新館10時〜12 時・13時〜16時/木曜(新館は水・木曜)休
交通:秩父鉄道上長瀞駅から徒歩3分/関越道花園ICから17キロ
住所:埼玉県皆野町金崎27-1
問い合わせ:TEL 0494-62-1119
公式サイトはこちら



天然氷のかき氷 道の駅はくしゅうエブリ前店<白州>

信玄氷 ◎600円
八ヶ岳南麓で天然氷を作る蔵元八義(やつよし)の直営店が、9月末頃まで「道の駅はくしゅう」屋外に出店。信州産のイチゴやブルーベリーのかき氷、黒蜜と餅の信玄氷など豊富にそろう。野辺山高原の牛乳から作る練乳を無料で追加できる。

営業:11時〜17時/7月7日までは土・日曜、祝日のみ営業。7月13日〜8月31日は無休。9月以降は未定
交通:中央線韮崎駅からバス33分、道の駅はくしゅう下車すぐ/中央道小淵沢ICから12.5キロ
住所:山梨県北杜市白州町白須1308
問い合わせ:TEL 080-8862-6006
公式サイトはこちら



CAFE KURAGARI<岡崎>

  

HAKU(ハク) アフォガード ◎1320円
男川I(おとがわ)源流のくらがり渓谷にあるカフェで削るのは、地元の超軟水「仙水」で仕込んだ氷。中にアイスクリームを忍ばせたかき氷に自家製練乳を染み込ませ、ふわふわのエスプーマをたっぷり。さらに6種のアレンジも用意。

営業:10時〜16時 ※売り切れ次第終了/金・土曜休 ※かき氷は9月29日まで
交通:名古屋鉄道本宿駅からバス37分、くらがり渓谷下車すぐ/新東名高速岡崎東ICから15キロ
住所:愛知県岡崎市石原町牧原日影3
問い合わせ:TEL 0564-83-2232
公式サイトはこちら



赤福本店 別店舗<伊勢>

  
  

赤福氷 ◎700円
江戸時代中期から伊勢神宮の参道に店を構える赤福。夏季限定で登場する赤福氷は、60年以上前に海水浴客のために誕生した。抹茶蜜をかけた氷を食べ進むと、中から特製のあんと餅が顔を出し、食感と味の変化が楽しい。

営業:9時〜17時(繁忙期は変更の場合あり)/無休(催事開催中は休業)※かき氷の提供は夏季のみ、今季終了日未定
交通:近鉄鳥羽線宇治山田駅・伊勢市駅からバス15分、神宮会館前下車徒歩3分/伊勢道伊勢ICから2.5キロ
住所:三重県伊勢市宇治中之切町26
問い合わせ:TEL 0596-22-7000(赤福総合案内)
公式サイトはこちら



天文館むじゃき白熊菓琲<鹿児島>

  
  

白熊 ◎900円
1946年に大衆食堂として創業。氷みつに研究を重ねた「白熊」は、氷の状態に合わせて削り方を変え、ふわふわで口溶けのよい食感に仕上げる。自家製ミルクは門外不出の味。白熊の顔になるようちりばめた果物に心弾む。

営業:11時〜18時30分(季節により変更あり)/6月〜8月は無休、9月以降は不定休
交通:九州新幹線鹿児島中央駅から鹿児島市電8分、天文館通下車徒歩3分/九州道鹿児島ICから5キロ
住所:鹿児島市千日町5-8
問い合わせ:TEL 099-222-6904
公式サイトはこちら



ぜんざいの富士家 泊本店<那覇>

  
  

富士家ぜんざい ◎520円
沖縄でぜんざいといえば金時豆を添えたかき氷のこと。富士家では軟らかく煮た豆の煮汁を凍らせて氷を作るため、味が薄まらないのが特徴。イートインは溶けにくい保冷カップで提供。口直しの亀せんべいもうれしい。

営業:11時〜19時30分(10月〜5月は〜18時30分)/無休
交通:ゆいレール美栄橋駅から徒歩15分/那覇空港から5キロ
住所:沖縄県那覇市泊2-10-9
問い合わせ:TEL 098-869-4657
公式サイトはこちら



文/春日明子


※記載内容はすべて掲載時のデータです。メニューが終了している場合もあります。

(出典:「旅行読売」2024年8月号)
(Web掲載:2024年9月7日)


Writer

春日明子 さん

1979年生まれ、神奈川県出身。会社員時代に釣りに目覚め、いつの間にか釣り新聞の編集者となる。編集プロダクションにて旅行雑誌やコーヒー専門誌、機内誌を中心に編集・執筆活動を続けたのち、鮭釣りに訪れた北海道で人生の伴侶を釣り上げ、2016年に別海町へ移住。酪農地帯の真ん中で原稿を書く。

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