「見えない火山」の物語を楽しむ!ゆざわジオパーク【秋田県湯沢市】
落差20メートルの温泉が流れ落ち、滝つぼで入浴することができる川原毛大湯滝
ゆざわジオパークには現在、活火山はないものの以前は火山噴火があった。その名残は至るところにあり、人々はそれらを上手に活用しながら生活してきた。さまざまな場所や方法で体感しよう。
「みる」
川原毛(かわらげ)地獄や小安峡(おやすきょう)など、多くの場所で火山活動の名残を垣間見ることができる。生活を脅かすような火山由来の災害が少ないことも湯沢の「見えない火山」の特徴だ。
「まなぶ」
サイトを訪れる前に寄るのがおすすめ
院内銀山異人館
奥羽線院内駅に併設しており、銀山が栄えていた頃の資料やジオラマを展示している。
■9時~16時30分/月曜、年末年始休/320円/TEL0183-52-5143
湯沢市郷土学習資料展示施設「ジオスタ☆ゆざわ」
昆虫や植物の化石、岩石、考古、地熱資料などを展示。ガイドが常駐している。
■9時30分~16時30分/年末年始休/無料/TEL0183-79-3370(高松地区センター内)
「たべる」
ジオパークの見どころをモチーフにした彩り豊かな「ジオ弁」。掛け紙に見どころの説明が書かれている。
■970円~(2日前までに予約)/TEL0183-42-3509
「ツーリズム・ガイド」
観光情報だけでなく、専門的なガイドを依頼することも可能
湯沢駅観光案内施設
奥羽線湯沢駅構内にある観光情報の発信拠点。「ゆざわジオパークガイドの会」では要望に合わせたガイドを行っている。
■8時~19時/無休/ガイド2時間2000円~(10人まで)/TEL0183-56-6226
※記載内容はすべて掲載時のデータです。
(出典:「旅行読売」2024年10月号)
(Web掲載:2024年9月6日)