世界遺産登録10周年 富岡製糸場と新スイーツ【群馬県富岡市】
繭から糸を取る作業が行われた繰糸所
東置繭所、西置繭所、繰糸所はいずれも見学できる国宝
世界遺産登録から10年を迎えた富岡製糸場。東置繭所(ひがしおきまゆじょ)、西置繭所、繰糸所は国宝に指定されており、いずれも見学できる。ペット同伴入場は、20キロ以下の犬・猫で、見学は屋外のみ。(観光案内所で手続き必須)
1872年に操業を始めた当初はポール・ブリュナをはじめ、フランス人技術者によるところが大きかった。フランス文化との縁から生まれた新たなグルメが「富岡クレープ」だ。群馬県はうどんなど粉食文化が普及していることや、クレープの語源が「縮緬(ちりめん)」という背景もあり、市内17の認定店でバリエーション豊かなクレープやガレットを味わえる。
レトロモダンな袴姿でのまち歩きはいかがだろうか。他にも富岡ならではの特別な体験がウェブサイト「襷-たすき-」にまとめられている。
■9時~17時(入場16時30分まで)/年末休/1000円/TEL0274-67-0075
工女さん、フランス文化、富岡シルク、レトロ空間のテーマに沿った特別な体験プラン
[アクセス]
上越・北陸新幹線高崎駅から上信電鉄40分、上州富岡駅下車/上信越道富岡ICから3キロ
[問い合わせ]
富岡市観光協会/TEL0274-62-6001
協力:富岡市観光協会
※記載内容はすべて掲載時のデータです。
(出典:「旅行読売」2024年10月号)
(Web掲載:2024年9月9日)