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能登愛にあふれる案内人と行く 奥能登、金沢(1)

場所
  • 国内
  • > 北陸・中部・信越
  • > 石川県
> 金沢市、輪島市、珠洲市、七尾市、穴水町など
能登愛にあふれる案内人と行く 奥能登、金沢(1)

「能登の里山里海」を感じられるのと鉄道。車窓に広がる風景をのんびりと楽しみたい

 

能登を知り尽くす案内人と巡る今おすすめの奥能登のスポット

能登半島の面積は、東京都とほぼ同じ。能登地方は、実は想像以上に広い。効率よく回るなら、金沢発のバスツアーやレンタカーで訪れるのも一案だ。前日に金沢を観光して金沢に泊まれば、翌日は日帰りで能登を訪れることができる。

能登は自然豊かで人が温かく、金沢駅構内の観光案内所で能登デスクを担当する中山千恵子さんも、その魅力をこんな風に語る。「自然と共生する暮らしが継承されていて、『能登の里山里海』を象徴する伝統文化や伝統技術が数多くあります」。11月には、能登を愛してやまない中山さんが案内人として同行する奥能登日帰りバスツアーが開催される。

中山智恵子さん/能登半島広域観光協会の「能登デスク」。金沢駅構内にある観光案内所で、能登の観光情報を伝える。能登を知り尽くした案内人として、「能登の今とその魅力を伝えたい」と意気込んでいる

【今! おすすめの奥能登をめぐる】

■「体感!金沢の旅」企画の一つ。能登復興応援企画として、中山さんを案内人に迎え、今おすすめの奥能登のスポットを巡る金沢発着の日帰りバスツアー。
■ 11月24日開催、1万5800円
ツアー詳細はこちら

 

地震や豪雨を乗り越え、前へ

奥能登は、1月の震災から少しずつ復興に向かい、再開する観光スポットも増えてきた。そんな中、9月下旬に豪雨災害に見舞われた。観光目的で訪れることを迷う声も聞くが、風景や現地の空気に直に触れ、地元の今を体感して旅することも、奥能登の応援につながる。

「自衛隊やボランティアの方の救助や援助に対し、感謝の思いであふれています。被災地の一日も早い復旧を願っています。輪島市や珠洲市の一部以外の観光施設や飲食店の多くは営業していて、イベントも開催しています。観光客が行くことができる場所はたくさんあるので、引き続きPRしていきます」と中山さんは前を向く。「能登に行ってはいけないと思ってほしくない」とも。

能登愛にあふれる案内人と行く 奥能登、金沢(2)へ続く

紅葉、風物詩、旬の味覚… 秋の金沢

紅葉のライトアップやズワイガニなど、秋の金沢は見どころもグルメも大満足

兼六園
日本三名園の一つ。10月4日~12月7日の週末を中心に、秋のライトアップを
開催、幻想的な雰囲気が楽しめる。
■7時~17時30分(10月16日~2月末は8時~16時30分)/無休/320円/TEL076-234-3800

近江町市場
300年の歴史を持つ市場。「おみちょ」の愛称で親しまれる金沢市民の台所だ。鮮魚店や青果店、飲食店など約170の店がアーケードに軒を連ねる。石川県では毎年11月6日がズワイカニ漁の解禁日。11月7日から近江町市場の店頭が真っ赤なカニ色に染まる。カニ漁はオスが翌年3月20日、メスの香箱ガニは資源保護のため年内12月末頃まで。
■TEL076-231-1462(近江町市場商店街振興組合)

体感! 金沢の旅

金沢市観光協会と地元旅行業者が共同で企画し、実施する特別ツアー。金沢の伝統工芸、食文化、自然体験などのアクティビティも盛り込んだプレミアムな金沢体験が楽しめる。
公式サイトはこちら

<冬の旅キャンペーン>
11月~2月末までの期間、秋から冬の金沢の魅力を、HP上やパンフレット等で紹介する。紅葉、カニ、雪景色など、定番観光では味わえない金沢の旅の魅力を発信。
公式サイトはこちら

<金沢までの交通>
◎東京駅から北陸新幹線で2時間30分
◎東海道新幹線米原駅から特急しらさぎ30分の敦賀駅乗り換え、北陸新幹線で40分
◎大阪駅から特急サンダーバード1時間20分の敦賀駅乗り換え、北陸新幹線で40分

<問い合わせ>
金沢市観光協会/TEL076-232-5555


※記載内容は掲載時のデータです。

(出典:「旅行読売」2024年11月号に一部追記しました。)
(Web掲載:2024年10月18日)


Writer

旅行読売出版社 メディアプロモーション部 さん

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