【取り寄せできない東京・大阪みやげ】絶対喜ばれる東京みやげはこの3つ!

自宅にいながらにして、全国各地の名産品を手軽に取り寄せできる昨今。あえて対面での販売にこだわる、賞味期限が当日、発送にまで手が回らないなど様々な理由から「取り寄せできない」逸品が今もあります。入手しづらいからこそ、より一層の愛着も湧くというもの。年末年始のあいさつや帰省の手土産に、ひと手間かけて大切な人へ名物を贈りませんか。絶対喜ばれる!東京みやげ3選を紹介します。
銀座梅林本店 ヒレカツサンド (東京・銀座)
名店のとんかつを片手で手軽に
銀座初のとんかつ専門店として1927年に開業。一口サイズのヒレカツや甘みのある中濃ソース、食パンにカツを挟んだヒレカツサンドなどを生み出した名店だ。ヒレカツサンドは国産の豚肉を厳選し、綿実油を主とした特製の油で熟練の職人が揚げたカツをパンに挟む。もっちりふわふわのパンの内側にソースがほどよく染みて、サクッとした衣が小気味良い食感。かむほどに豚肉の旨みが口いっぱいに広がる。
ヒレカツサンド4切れ入り1200円、8切れ入り2400円
<賞味期限>製造から24時間
<購入方法>当日まで電話予約可
■中央区銀座7-8-1銀座梅林ビル地下1階/TEL:03-3571-0350/11時30分〜20時/無休(1月1日〜5日は休)/地下鉄銀座線ほか銀座駅A2出口から徒歩3分
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オザワ洋菓子店イチゴシャンデ(老境・本郷)
ユニークな形と甘酸っぱい味わい
芸能人の楽屋土産として人気に火が付いたイチゴシャンデ。酸味が強かった昔のイチゴをおいしく味わえるようにと、イチゴのてっぺんに生クリームを絞ってチョコレートにくぐらせ、バターたっぷりのクッキーの上にちょこんとのせた唯一無二のスタイルだ。その形がシャンデリアにも見えることから名付けられた。今でもあえて酸味のあるイチゴを使い、伝統を守る。イチゴの季節は早めの予約が確実だ。
イチゴシャンデ小250円、大290円、特大380円(2025年に値上げ予定)
<賞味期限>当日
<購入方法>当日まで電話予約可(当日販売分あり)
■文京区本郷3-22-9/TEL:03-3815-9554/10時30分〜18時頃(ケーキがなくなり次第閉店)/日・月曜休/地下鉄丸の内線本郷三丁目駅から徒歩6分
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亀十 どら焼き、松風(東京・浅草)
ほかにはないふんわり生地のどら焼き
浅草・雷門のすぐそばに店を構え、大正末期の創業から手作りの和菓子にこだわる亀十(かめじゅう)は、どら焼き目当ての客で平日も行列が絶えない。手ごね生地を1枚ずつ銅板で手焼きするふかふかの皮が特徴で、中には黒あん(小豆)や白あん(手亡<てぼう>豆)の2種。香ばしく軽やかな生地と餡(あん)の甘さのバランスがいい。黒糖がふわりと香る蒸しパンのような生地に小豆あんが入った松風(2枚目写真)にもファンが多い。
どら焼き(黒あん・白あん)各430円、松風320円
<賞味期限>製造から3日
<購入方法>2〜3週間前まで電話予約可
■台東区雷門2-18-11/TEL:03-3841-2210/10時〜19時/不定休(月1日程度)/地下鉄銀座線ほか浅草駅2番出口からすぐ
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※記事中の価格などはすべて取材時のデータです.
(出典:旅行読売2025年1月号)
(Web掲載:2025年4月27日)