【大阪・関西万博】万博パビリオン散策

大屋根リングの前でポーズをとる公式キャラクターのミャクミャク
大阪・関西万博は開幕から3か月半が過ぎ、大阪市の夢洲(ゆめしま)会場は連日、多くの来場者でにぎわっている。10月13日の閉幕へ向け中盤戦を迎えているが、これからでもまだ十分に間に合う。「いのち輝く未来社会のデザイン」のテーマに沿って、会場内のパビリオンや施設を巡り歩き、海外、国内のパビリオンの中から、ユニークな建築の施設を見て回った。
ガンダムネクストフューチャーパビリオン (©創通・サンライズ)
未来のスペースエアポートをイメージしたパビリオンの前で、高さ約17メートルの実物大ガンダム像が来場者を迎える
オーストリア
木造の五線譜が、空に向かって壮大に立ち上がるらせん状のオブジェが、「未来を作曲」というテーマを表現
飯田グループ&大阪公立大学共同出展館
メビウスの輪をモチーフにして、西陣織を外壁に使った特徴的な建造物は、二つのギネス世界記録に認定された
ウズベキスタン
伝統的な護符「トゥマール」から着想した三角柱の建物。286本のスギ材の柱が印象的で、大屋根リングと調和
サウジアラビア
伝統的な邸宅から着想を得た、路地と石造り風の建物は、砂漠のオアシスに現れた町のようなエキゾチックなデザイン
タイ
寺院を思わせる伝統的な曲線の荘厳な瓦屋根が目を引く。入り口には繁栄と長寿のシンボルである象のオブジェも
写真/宮川 透
【アクセス】
電車:大阪メトロ中央線夢洲駅すぐ
バス:JRゆめ咲線桜島駅から駅シャトルバス(要予約)など
車:夢洲会場へ自家用車では来場できない。尼崎、舞洲、堺の万博P&R駐車場(要予約)にとめ、P&Rシャトルバスを利用
※チケット予約や入場料などの詳細は公式Webサイトを参照👉こちら
※記載内容は掲載時のデータです。
(出典:旅行読売2025年9月号)
(Web掲載:2025年7月31日)