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運慶晩年の最高傑作が約60年ぶりに公開!東京国立博物館で特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」開催

場所
見頃
台東区
運慶晩年の最高傑作が約60年ぶりに公開!東京国立博物館で特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」開催

国宝 弥勒如来坐像 運慶作 鎌倉時代・建暦2年(1212)頃 奈良・興福寺蔵 撮影:佐々木香輔

国宝・弥勒如来坐像が、約60年ぶりに寺外公開

運慶晩年の最高傑作とされる仏像の一つ、弥勒如来坐像(国宝)が、約60年ぶりに寺外公開される特別展「運慶祈りの空間―興福寺北円堂」が、9月9日〜11月30日に、東京・上野の東京国立博物館 本館特別5室で開催される。

世界遺産・興福寺(奈良市)境内に721年に建立された北円堂には、運慶作の弥勒如来坐像と無著(むじゃく)・世親(せしん)菩薩立像(いずれも国宝)が安置されているが、通常は非公開だ。

本展ではこのほど、文化庁、宮内庁、読売新聞社が取り組む「紡ぐプロジェクト」による弥勒如来坐像の修理が完成したことを記念し、約60年ぶりに寺外公開されることとなった。

かつて北円堂に安置されていた可能性が高いとされ、運慶一門作と伝わる中金堂の四天王像とともに公開することで、1212年頃の鎌倉復興当時の北円堂内陣を再現する。現在発売中の前売りチケットは一般1500円。

※詳細はホームページで👉こちら

文/中 文子

(出典:「旅行読売」2025年9月号)
(Web掲載:2025年8月8日)


Writer

中 文子 さん

神戸生まれの大阪育ち。学生時代に旅に目覚め、アジア(おもに中国)や国内各地を探訪。旅を仕事にできたら面白そうだ!と旅行読売出版社に入社。広告課、編集部、メディアプロモーション部(広告)を経て、22年4月からメディア編集部所属。温泉とお酒、楽器演奏が大好き。

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