【新しい道の駅ドライブ】ここも行きたい!新しい道の駅16選(1)

道の駅おがわまちの里山野菜カレー
2025年の1月末時点で登録された道の駅は1230駅。採れたて農産物の販売はもちろん、特産を使ったグルメ、オリジナル商品に力を入れるなど、ますますパワーアップしています。そんな新しい道の駅を目指すドライブはいかがですか? この1年間に登録・開業、リニューアルした行きたい道の駅16か所紹介します。
道の駅275つきがた <北海道>
2024年9月1日オープン
札幌から車で1時間の月形町にある。天然温泉の入浴施設(650円)を併設し、宿泊も可能(1泊2食6950円~)。レストランでは監獄・樺戸集治監(かばとしゅうちかん)の足かせを模した鐵丸(てつがん)カレー(1100円)や、特産のトマトを使ったまんまるトマトチキンプレート(1300円)が人気。地元の野菜や花を中心に扱う直売所もある。向かいの皆楽(かいらく)公園にはキャンプ場もある。
開放感がある露天風呂。サウナも併設
黒いコロッケが目を引く鐵丸カレー
TEL:0126-37-2188
営業:直売所10時~17時/火曜休(祝日の場合は営業)、温泉11時~20時30分、レストラン11時~19時/第3火曜(祝日の場合は翌日)休
住所:月形町81-10
交通:道央道美唄ICから道道33号経由21キロ
駐車場:普通車149台、大型車20台
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道の駅もりおか渋民 <岩手>
2025年4月26日オープン
国道4号渋民バイパス沿いの高台にあり、晴れていれば岩手山や姫神山(ひめかみさん)の眺めが素晴らしい。盛岡サーモン、紅木豚(こうぼくとん)、菜彩鶏(さいさいどり)を味わえる啄木ランチ(1500円)など、地元の名産を堪能できるレストランがあるほか、夏野菜や加工品が並ぶ直売所、県産牛乳を使ったジェラートなどを販売するテナント(6店舗)もにぎわう。隣接する石川啄木記念館・盛岡市玉山歴史民俗資料館にも立ち寄りたい。
看板メニューの啄木ランチはボリューム満点。左下は雁喰(がんくい)豆ソフトクリーム480円
東側からは姫神山が見える
TEL:019-601-7323
営業:直売所9時~18時、レストラン9時~18時/元日休 ※ほか店舗により異なる
住所:盛岡市渋民渋民80-42
交通:東北道滝沢ICから国道4号経由9キロ
駐車場:普通車89台、大型車16台
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道の駅ふなこし <岩手>
2025年7月26日オープン
産直ひろばふれあいパーク山田として運営されていた施設を改装し、7月26日に開業した。海水浴やシーカヤックなどができるポイントが点在する三陸海岸に近く、夏の行楽の拠点におすすめ。新設される展望テラスからもリアス海岸が美しい山田湾が眺められる。特産品のおすすめは、生ウニなどの新鮮な海産物と手作りのかぼちゃドーナッツ(120円)。秋は特産のマツタケも並ぶ。
外観イメージ。三陸鉄道岩手船越駅から徒歩12分
ホクホクのかぼちゃドーナッツ
TEL:0193-89-7025
営業:直売所9時~18時、レストラン10時~16時(11月~3月は~15時30分)/元日休
住所:山田町船越6-141
交通:三陸沿岸道路山田南ICから国道45号経由2キロ
駐車場:普通車38台、大型車4台
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道の駅だいとう <岩手>
2025年4月17日オープン
一関市の東、国道343号沿いにオープン。周辺は田んぼに囲まれたのどかな環境で、展望デッキからは紅葉やツツジの名所・室根山(むろねさん)が眺められる。直売所では朝採れ野菜などの農産品や味噌(みそ)などの加工品を販売。地元では菜の花の栽培が盛んで、菜種油で揚げたやまと豚のトンカツ定食(1100円)は食べ応え十分。一関産の牛乳で作った不二家乳業のソフトクリーム(350円)もおいしい。
自然豊かな環境に立つ。右下は不二家乳業のソフトクリーム
人気のトンカツ定食。幅広い世代から愛されている
TEL:0191-34-7126
営業:直売所9時~19時(12月~3月は~18時)、レストラン11時~14時30分/無休
住所:一関市大東町渋民西風47-1
交通:東北道一関ICから県道19号経由29キロ
駐車場:普通車62台、大型車8台
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道の駅東松島 <宮城>
2024年11月27日オープン
三陸道上り線矢本PAに隣接。市内にある航空自衛隊松島基地がブルーインパルスの所属基地になっていることから、格納庫をイメージしたデザイン。専用のヘッドセットを付けて行うVR飛行体験(300円)ができるほか、展望デッキから訓練の様子が見えることもある。物販エリアにもブルーインパルスグッズがずらり。ヨーグルト味の松島ブルーソフトクリーム(400円)も味わいたい。
尾翼が描かれた建物
VR体験は操縦席をイメージしたシートで行う本格派
TEL:0225-25-6301
営業:物販エリア9時~19時、レストラン11時~19時/無休 ※ほか店舗により異なる
住所:東松島市小松上二間堀112-5
交通:三陸道矢本ICから2キロ
駐車場:普通車133台、大型車18台
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道の駅べに花の郷おけがわ <埼玉>
2025年3月27日オープン
桶川は埼玉県のほぼ中央に位置し、かつては中山道の宿場町、現在も交通の要衝として県内外の農畜水産物が集まる。注目は特産品を使ったグルメ。桶盛りの海鮮丼や、無潅水(かんすい)栽培による濃縮されたうまみが特徴の男気トマトを使った料理を提供する「桶まる大食堂」のほか、市民の花である紅花を模したミルクソフトやクレープが味わえる「オッケー桶川ソフト&クレープ」などがある。
契約農家の野菜が並ぶ直売所
3サイズあるオッケーミルククレープ800円~
TEL:048-783-4031
営業:直売所9時~17時、桶まる大食堂10時~15時30分/無休 ※ほか店舗により異なる
住所:桶川市川田谷4324-1
交通:圏央道桶川北本ICから国道17号経由1キロ
駐車場:普通車286台、大型車43台
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道の駅おがわまち <埼玉>
2025年5月30日リニューアル
埼玉県中部にある小川町は、1300年以上の歴史がある和紙の産地として知られる。施設内には伝統工芸施設があり、はがきや色紙を作る紙すき体験(1320円~)ができる。武州和牛を使った里山農園プレートハンバーグ(2620円)や、写真のネギまるごと1本肉巻きうどん(1815円)などが人気。サツマイモやネギの加工品の販売、電動自転車やトゥクトゥクの貸し出しも行う。
見た目も豪快なうどん。左下はミニみたらしだんごソフト450円
和紙のような薄い生地が特徴の和紙あんぱん380円
TEL:0493-72-1220
営業:物販コーナー9時~17時、レストラン10時~15時/無休 ※ほか店舗・施設により異なる
住所:小川町小川1220-1
交通:関越道嵐山小川ICから県道11号経由5キロ
駐車場:普通車186台、大型車9台
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道の駅湘南ちがさき <神奈川>
2025年7月7日オープン
新湘南バイパス茅ヶ崎海岸ICそばに開業。テナントには茅ヶ崎メンチなどで知られる「茅ヶ崎 なんどき牧場」のほか、海鮮、ハワイ料理、スイーツ、創作フレンチなど5軒が入る。近隣で採れた農産物のほか、茅ヶ崎サーフサンド(1500円)やオレの胡椒(小660円)、茅ヶ崎しらすせんべい(734円)など、道の駅から発信する市のオリジナルブランド「Choice!(チョイス) CHIGASAKI」の数々も並ぶ。
ガラスを多用し、開放感がある。右下は茅ヶ崎ナンプラーえぼしの雫1080円
米粉を使ったあたかもシュークリーム550円
TEL:0467-33-6360
営業:物販施設9時~18時、飲食施設11時(一部施設は8時)~18時30分/第2水曜休(7・8月を除く) ※ほか施設により異なる
住所:茅ヶ崎市柳島1546-1
交通:新湘南バイパス茅ヶ崎海岸ICからすぐ
駐車場:普通車160台、大型車28台
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【新しい道の駅ドライブ】ここも行きたい!新しい道の駅16選(2)へ続く(9/9公開)
※記載内容は掲載時のデータです。
(出典:旅行読売2025年8月号)
(Web掲載:2025年9月8日)