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【車窓に春風🌸お花見列車】お花見で食べたい春駅弁8選

【車窓に春風🌸お花見列車】お花見で食べたい春駅弁8選

東北線に沿って広がる白石川堤一目千本桜と船岡城址公園の桜(写真/伊藤岳志)

春は駅弁も華やぐ。早春の駅弁大会シーズンに向けて開発された新作駅弁に、春限定の季節駅弁が加わって、売店は早朝から春満開のにぎわいを見せる。やっぱり花より団子、いや、花より「駅弁」だ!

北海海鮮四色めし

◉1380円【札幌駅】 函館線

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北海道の花見は、例年4月末~5月にかけてだが、駅弁にはひと足早く海鮮の花が咲いた。カニめし、ウニめし、鮭(さけ)・イクラめしに帆立(ほたて)めし。自慢の海の幸を一度に味わえる。

三春滝桜べんとう

◉1200円【郡山駅】 東北線

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日本三大桜の一つ、三春滝桜の玄関口・郡山駅に、毎年春だけお目見えする限定駅弁。タケノコを添えた春らしい里山ご飯にサワラの西京焼きをはじめ、多くのおかずが咲き乱れる。

富士山アトランティックサーモンづくし

◉1500円【沼津駅】 東海道線

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御殿場線が走る静岡・小山(おやま)町で生産された日本初の国産アトランティックサーモンを使った新作。鮮やかなピンク色が何とも春らしい。富士山や山北駅の桜のトンネルを眺めながら味わいたい。

日本ばし大増 上幕之内

◉1680円【東京駅】 東海道線

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百花繚乱(りょうらん)の東京駅駅弁売場に2025年いち早く花開いた新作。三陸産・銀鮭の塩焼き、「すし玉青木」の伊達平焼(だてひらやき)、九条ネギ入りの揚げ蒲鉾(かまぼこ)と、幕の内弁当の“三種の神器”にこだわった。

富山湾 蛍いかの釜飯

◉1200円【富山駅】 北陸新幹線

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富山湾のホタルイカを使った春限定の釜飯駅弁。ホタルイカが発光する際の淡い光を栗の甘露煮で表現。盛りだくさんの具材が、桜やチューリップ、菜の花が咲きそろう富山の春らしい。

姫路城五層あなごめし

◉1680円【姫路駅】 山陽線

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姫路駅から播但(ばんたん)線に乗ると高架橋から国宝・姫路城が見える。春は白亜の城が薄い桜色の花に包まれ、美しさを増す。そんな姫路城を穴子と卵焼きを重ね合わせて表現した。

倉敷小町(春)

◉ 1480円【岡山駅】山陽線

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岡山県で特に愛される春を告げる魚・サワラ。サワラの白醤油(しょうゆ)焼きをメインに、季節によっておかずを変える二段重ねの幕の内弁当が楽しめる。パッケージは倉敷美観地区をイメージ。

かしわめしに焼麦ドーン!の丼なんてどがん?

◉1100円 【鳥栖駅】 鹿児島線

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鳥栖(とす)駅名物・かしわめしと、酢醤油で食べる焼麦(シャオマイ)が丼に入ったユニークな新作。真ん中に鎮座する焼麦がいつもより大きくドーンと花開く。花見の宴も盛り上がること間違いなし。

文/望月崇史


※記載内容は掲載時のデータです。

(出典:「旅行読売」2025年4月号)
(Web掲載:2025年9月12日)


Writer

望月崇史 さん

1975年、静岡県生まれ。放送作家。全国の駅弁食べ歩きは約20年、5000個以上に及ぶ。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマに記事を執筆している。日本旅のペンクラブ所属。

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