赤城山の鳥居峠に「ほぼの駅 AKAGI」がオープン
駅看板が建てられ、駅舎のように見える外観
コピーライター・糸井重里さんが代表を務める「ほぼ日」が運営
上毛三山の一つ、赤城山の中腹にある標高1390mの鳥居峠。2025年11月1日に商業施設「ほぼの駅 AKAGI」がオープンした。一風変わった名称はコピーライターの糸井重里さんが代表を務める「ほぼ日」が運営しているから。かつてはケーブルカーの山頂駅で、2018年に国の登録有形文化財となり、昨年までレストランとして営業していた。「ほぼ日」が譲り受けて改装したが、「駅」というコンセプトは変わらない。

眺望を楽しめるくつろぎスペース
施設内には駅のベンチのようなイスや、靴を脱いで眺望を楽しめるスペースもある。雲海が見られることもあるという。食事は改札をイメージしたカウンターで提供される。メニューは「豚とキャベツ」がテーマで、具材たっぷりの豚汁や豚肉を使ったハンバーグ、赤城山南麓の牧場で育った牛のミルクを使ったソフトクリームなど。

食事を提供するカウンター

あかぎのうま豚汁

むっちりトンバーグ

ソフトクリーム
売店では切符をモチーフにした長袖シャツや靴下などの「ほぼの駅 AKAGI」オリジナルグッズのほか、手帳や文房具、タオルなど「ほぼ日」の人気グッズも販売する。

ほぼ日のアイテムやオリジナルグッズなどの並ぶ売店
2026年3月までは10時~16時の営業で、水曜定休(最新情報はインスタグラムで)。2026年4月にグランドオープンする予定。
施設の前から「小尾瀬」と呼ばれる覚満淵(かくまんぶち)を見渡すことができる。湖畔を周遊することができ、雪に覆われる冬は気象条件が整うと幻想的な霧氷が見られることも。覚満淵から徒歩10分の赤城大沼では1月中旬~3月、関東では珍しい氷上ワカサギ釣りを楽しめる(結氷状態次第)。

手前に覚満淵、奥に大沼を望む
ほぼの駅 AKAGI
TEL:027-287-8444
住所:群馬県前橋市富士見町赤城山鳥居峠
※記載内容はすべて掲載時のデータです。
(Web掲載:2025年11月15日)


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