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【鉄道ひとり(一人)旅】観光列車べるもんたに乗って富山の絶景、美食、アートを満喫<氷見線-あいの風とやま鉄道>

場所
  • 国内
  • > 北陸・中部・信越
  • > 富山県
> 氷見市、高岡市、富山市
【鉄道ひとり(一人)旅】観光列車べるもんたに乗って富山の絶景、美食、アートを満喫<氷見線-あいの風とやま鉄道>

海沿いの絶景区間を走る「Belles montagnes et mer」。2015年に運行を始めた(写真/JR西日本)

フランス語で美しい山と海を意味する観光列車

富山湾に浮かぶ岩礁とその後方にそびえる立山連峰。雨晴(あまはらし)海岸で撮影された写真はポスターにも多数採用され、見たことがある人も多いだろう。山々に雪が積もって白くなる11月から3月は特に魅力的だ。

せっかく訪れるなら観光列車に乗りたい。フランス語で美しい山と海を意味する「Belles montagnes etmer(ベル モンターニュ エメール<愛称・べるもんた>)」は、日によって運行路線が変わる列車で、土曜は城端(じょうはな)線を、日曜は氷見線を走る(祝日などの例外あり)。全席指定の快速列車で、乗車券と530円の座席指定席券が必要になる。

北陸新幹線も停車する新高岡駅から「べるもんた」に乗車。「走るギャラリー」をコンセプトに作られた車内は、額縁風にデザインされた窓、8点の井波(いなみ)彫刻のほか、高岡銅器をイメージしたつり革など、細部にもセンスを感じる。座席はボックスシートに加え、海側の窓に面した座席もある。すし職人が乗り、握りたてのすしを味わえるのもいい。「ぷち富山湾鮨と富山の逸品セット」のほか、日本酒好きにはたまらない「ほろ酔いセット」や「飲み比べセット」などもある。越中国分駅を通過後は、待望の海沿い区間へ。絶景ポイントでは、写真撮影用に短時間停車のサービスもある。

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城端線が通る南砺市で作られている井波彫刻。花や合掌造りなどが描かれている(写真/JR西日本)

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「ぷち富山湾鮨と富山の逸品セット」2500円は、すし5貫とかまぼこなどの富山の逸品1種に、氷見はとむぎ茶が付く(写真/JR西日本)

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沿線の地酒3種を選べる「飲み比べセット」1800円(写真/JR西日本)

終着駅の氷見では、市街地周遊バスやレンタサイクルを使い、山海の幸を味わえる食堂や売店が並ぶ「ひみ番屋街」や、地元出身の漫画家・藤子不二雄Ⓐさんゆかりのアートが点在する商店街を巡ってみたい。

復路は雨晴駅で途中下車し、海岸や「道の駅雨晴」でじっくり景色を楽しんだ後、富山市内へ。建物も美しい富山市ガラス美術館、続日本100名城にも選ばれた富山城など、見どころも多い。レトロ車両や日本初のLRT車両が走る富山地方鉄道で回るのが便利だ。

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雨晴海岸から望む富山湾と立山連峰。冬の早朝に現れる気嵐(けあらし)も有名(写真/とやま観光推進機構)

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道の駅雨晴の展望デッキ。施設内にはカフェや売店もある(写真/宮川 透)

富山市ガラス美術館 <富山>

富山市立図書館本館や富山第一銀行本店などが入る複合ビルTOYAMAキラリ内にある。御影(みかげ)石、ガラス、アルミなどを組み合わせ、立山連峰をイメージしたというデザインは、隈研吾氏によるもの。デイル・チフーリや藤田喬平など、現代ガラス作家の作品を収蔵する。
■9時30分~17時30分(3月28日までの金・土曜は~19時30分)/第1・3水曜、年末年始休/北陸新幹線富山駅から市内電車環状線12分、西町下車すぐ/TEL:076-461-3100

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オリジナルてぬぐい/ガラス美術館内のミュージアムショップで購入できる。ガラスをイメージしたmaru(右)と建物外観を思わせるkira kira(左)の2種。各1650円

モデルコース_氷見.jpg
コースアドバイス
◉「べるもんた」ですしなどの車内販売を利用する場合は、乗車日3日前の17時までに特設サイト(https://berumonta.jp/)から予約。
◉ 氷見駅内の観光案内所で購入できる「氷見つまみ食いクーポン」は最大3か所での食べ歩きと市街地周遊バス1日フリー乗車券(氷見線利用者限定)がセットになって500円。

文/安部晃司


※記載内容は掲載時のデータです。

(出典:旅行読売2026年3月号)
(Web掲載:2026年4月3日)


Writer

安部晃司 さん

東京都生まれ。旅好きが高じてライターに。鉄道、航空などの乗り物系のほか、温泉、宿、グルメなど、幅広く取材、執筆。一男、一女の父になり、最近は子連れ旅が一番の関心テーマ。

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