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特別展「神仏の山 吉野・大峯-蔵王権現に捧げた祈りと美-」開催中 

場所
> 奈良市
特別展「神仏の山 吉野・大峯-蔵王権現に捧げた祈りと美-」開催中 

蔵王権現(ざおうごんげん)立像 平安時代(12世紀) 奈良 大峯山寺

自然と神仏への信仰が一体となった吉野・大峯

桜の名所、奈良県の吉野・大峯(おおみね)から熊野三山(和歌山)へと続く道は、8世紀初めに役行者(えんのぎょうじゃ)によって開かれた修験道の修行の道。古来、聖地と崇(あが)められた吉野・大峯の歴史と魅力を伝える特別展が、6月7日まで奈良国立博物館(奈良市)で開催されている。

見どころは藤原道長が蔵王権現に捧げた自筆の国宝「紺紙金字経」。近年、吉野の金峯山寺(きんぷせんじ)で大量の断簡が見つかり、3年間の修理後、初公開となる。

さらに、「山の正倉院」とも呼ばれる大峰山寺(おおみねさんじ)の寺外初公開を含む6軀(く)の「蔵王権現立像」をはじめ、𠮷水神社の「役行者倚像(いぞう)および二鬼坐像」、後醍醐(ごだいご)天皇の念持仏である如意輪寺の秘仏「如意輪観音坐像」など、自然と神仏への信仰が一体となった吉野・大峯の至宝の数々が一堂に会する。観覧料は一般2000円。

文/中 文子

(出典:「旅行読売」2026年6月号)
(Web掲載:2026年4月28日)


Writer

中 文子 さん

神戸生まれの大阪育ち。学生時代に旅に目覚め、アジア(おもに中国)や国内各地を探訪。旅を仕事にできたら面白そうだ!と旅行読売出版社に入社。広告課、編集部、メディアプロモーション部(広告)を経て、22年4月からメディア編集部所属。温泉とお酒、楽器演奏が大好き。

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