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【旅する喫茶店】茶房ぐーてらいぜ(群馬)

場所
> 草津町
【旅する喫茶店】茶房ぐーてらいぜ(群馬)

湯畑のすぐそばの温泉旅館、日新館の1階

老舗旅館の風呂場が開放的なカフェに

「茶房ぐーてらいぜ」は、江戸時代創業の草津最古の旅館、日新館の1階にある。草津温泉のシンボル、湯畑は目と鼻の先だ。

「元は風呂場があった場所なんです。その感じを生かした内装にしているので、太い梁(はり)や湯気抜きの天窓も当時のまま残っています」

こう話すのは、店長の新井恭子さん。日新館を改装して2階に新しい風呂場を造ったので、1階に空きスペースができ、そこで何かできないかという話になった。開業の1993年当時は温泉街に喫茶店などほとんどなく、ひと休みできる場所を作ろうと、オープンを決めたという。

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天井が高く、明るく開放的

初めはメニューの種類もわずかだったが、徐々に増え、今はストレートコーヒーやハーブティー、水出しアイスコーヒー、自家製ジンジャーエールなど、ドリンクだけでも40種近くある。定評があるのは、店長手作りのスイーツだ。1番人気の「かぼちゃのプリン」をはじめ「ゴルゴンゾーラとはちみつのチーズケーキ」など〝本日のケーキ〟が目当ての立ち寄り客も多い。15時まではピザやトーストなどの軽食も提供。土産用の手作りクッキーもある。

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ブレンド600 円。かぼちゃのプリン600 円、カヌレ300 円はドリンクとのセットもある

店名の〝ぐーてらいぜ〟はドイツ語で〝よい旅を〟という意味だそう。ゆったりと座席が配され、大きな窓から光が差し込む店内は温かな雰囲気を醸し、散策の合間にホッと一息つくには最適な場所である。

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コーヒーは注文を受けてから豆を挽(ひ)いて淹(い)れる

文/高崎真規子 写真/三川ゆき江


茶房ぐーてらいぜ

群馬県草津町草津温泉368
TEL:0279-88-6888
営業:9時30分~16時30分(L.O.16時)/火曜休
交通:吾妻線長野原草津口駅からバス25 分、草津温泉バスターミナル下車徒歩5分

※記載内容は掲載時のデータです。

(出典:「旅行読売」2026年6月号)
(Web掲載:2026年6月18日)


Writer

高崎真規子 さん

昭和の東京生まれ。80年代後半からフリーライターに。2015年「旅行読売」の編集部に参加。ひとり旅が好きで、旅先では必ずその街の繁華街をそぞろ歩き、風通しのいい店を物色。地の肴で地の酒を飲むのが至福のとき。本誌連載では、大宅賞作家橋本克彦が歌の舞台を訪ねる「あの歌この街」、100万部を超える人気シリーズ『本所おけら長屋』の著者が東京の街を歩く「畠山健二の東京回顧録」を担当。著書に『少女たちはなぜHを急ぐのか』『少女たちの性はなぜ空虚になったか』など。

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