『昭和の鉄道旅 復活編』で、片渕監督と原作者・こうのさんが語る「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」見える 人・橋・電車
片渕須直監督(左から2人目)と原作者こうの史代さん(右)によるトークイベントが昨年8月20日、二人とゆかりが深い呉市の大和ミュージアムで行われた。昨年7月の西日本豪雨で大きな被害があった同市への応援のためだった。
開催に先立ち、呉市の公式キャラクター「呉氏」と新原芳明市長(左から2人目)が来場し、二人に謝意を示した。
広島、呉の「聖地巡礼」とっておきアドバイス
アニメーション映画「この世界の片隅に」に原作の魅力的なエピソードの数々を散りばめた新作映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」新作への期待感が高まる中、映画の舞台である広島市、呉市への聖地巡礼するファンが相次いでいる。
「聖地巡礼をするファンへアドバイスを」との「旅行読売」編集部のお願いに対し、昨年8月20日、呉市の大和ミュージアムでのトークイベント後に、片渕須直監督と原作者の漫画家こうの史代さんが、とっておきのアドバイスをしてくださった。
「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」見える 人・橋
――戦時下に広島から呉へ嫁入りした主人公北條すずと夫周作、そして2人を取り巻く人々の物語の「名言」と言えるような印象的なセリフと、それにまつわる場所を訪ねるためのアドバイスを御願いします。
わかりやすいのは、たとえば、呉市ですずと周作がデート中にたたずんだ橋ではありませんか。
(こうの、片渕) 小春橋です。
――その場面で、後ろを路面電車が走っています。
(片渕) 路面電車が走っている堺橋の線路は、もうなくなっていますが、橋自体は現存しています。その上流側に小春橋があります。小春橋側から堺橋方向を見ると、後ろに、すごく高い消防署の火の見櫓(やぐら)が見えます。
片渕須直監督と原作者の漫画家こうの史代さんのインタビューの詳細は、旅行読売臨時増刊『昭和の鉄道旅 復活編』で
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呉、広島の片隅に見える「人・橋・電車」にまつわる、片渕須直監督と原作者の漫画家こうの史代さんのインタビューの詳細は、10月30日発売の旅行読売臨時増刊『昭和の鉄道旅 復活編』(定価1000円)で。