食べてみたい駅弁は?……駅弁総選挙 グランプリは「峠の釜めし」に決定!
手のひらで感じた釜の重さも思い出に残る!
駅弁総選挙は、月刊「旅行読売10月号」の誌上企画で、8月28日~9月27日までの約1か月間、読者が「食べてみたい駅弁」をハガキ、ファックス、メールで募集した。
その結果、見事グランプリに輝いたのが荻野屋(群馬・安中市)の「峠の釜めし」(1080円)だ。
荻野屋は、1885年(明治18年)信越本線の横川駅開業とともに創業し、2019年10月15日に創業135周年目を迎えた最古参の駅弁事業者。
その荻野屋の看板商品が1958年(昭和33年)に発売されて以来、60年以上ものロングセラーを続けている「峠の釜めし」で、まさに“駅弁の中の駅弁”と言える。
益子焼の釜の蓋を開けた時の香り、どこから箸をつけようか迷ってしまうほどの豊富な具材と彩り、変わらない素朴な味が人気を集める理由だろう。別添えの5種の漬物も箸休めにちょうどいい。
12月16日には、荻野屋の高見澤 佑周(ゆうじ)専務取締役ら関係者が読売旅行本社ビル(東京・中央区)を訪れ、グランプリの表彰を受けた。
駅弁総選挙の結果は、月刊「旅行読売1月号」(2019年11月28日発売)で発表している。